いつも思ってはいたことだけど、北海道のほうがあったかい。
もちろん、外気温は低いけど、なんたって、室温が高い。
ふうふうゆうくらい、あったかい。
小樽での「北の大地コンサート」の公開収録。
小樽市民会館という昭和30年代の建物なのに、それでもまだまだあったかい。
司会も兼ねる吉さん、そして氷川さん、「はやぶさ」の面々。
紅一点といえば、確かに紅一点な私。
来年一月に道内だけで放送されるらしい。
(ちょっともったいないなあ)
みんなで打ち上げというのは、ほとんどないのに、この番組にはあった。
吉さんのお人柄のおかげ。
出演者、スタッフ、事務所スタッフ全員参加。
札幌に移動してからの楽しい打ち上げは、2時間ほど続き、ますますあったかくなる。
同業者とじっくり話すことは、今はほとんどない。
それぞれが集まり、それぞれが散る。
お互いのことを知るのはネットだけ、なんてことになる。
酒の席で、あれやこれやとお話できるのは、特に若い人には必要なことなんだなあと思ってしまう。
吉さんの器の大きさのおかげだけど、こうした先輩が多ければ、後輩に役立つこともあるに違いない。
私が役立つことなんて、あるかどうかわからないけど、ふらふらと生きてきたニンゲンにも、それなりの役割があるのかもしれない。
東京にもどると、雨だった。
寒い雨だった。
さてと。
今日は母親病院付き添い日。
雨は昨日よりひどい。
転ばないように、転ばせないように。
風邪ひかないように、ひかせないように。
気をひきしめて、まいりましょ。
きりり。