キャンペーンでうかがった守谷のイオンタウン。
「ブログ見てますよ」というお客さまの声。
「いやあ、恥ずかしいです。いつも怒ってばかりみたいで」
ほんとに、もうちっと心温まるブログにならないかと思うのだが、怒ったり凹んだり泣いたり凹んだり。
とまあ、ようするに凹んでることが多くて、でも、そんなブログでも見ていてくださる皆さまに、ここで感謝を。
いつもありがとうございます。
こんなカッコ悪い私ですが、よろしければこれからもおつきあいください。
昨日のキャンペーンは、やぎりんさんのスタッフの近藤さんが車で送迎してくださった。
やぎりんさんがいないのに、わざわざ車つき運転手を買って出てくださった。
近藤さんは、大手の乳業メーカーを退職して、今はボランティアでやぎりんさんたちのサポートをしている。
やぎりんさんと一緒のアルパ奏者タカコさんのお嬢ちゃん。
彼女の首席ベビーシッターでもある。
2歳になる、このお嬢ちゃんが泣いたりわめいたり、走ったりころんだり。
タカコさんが仕事をしている間、近藤さんは執事のように、このお嬢ちゃんに仕えている。
なかなかできんなあ、こんなこと。
と思っていた。
辛抱強い人なのだと思っていた。
ところが。
帰り道の車の中で。
「いやあ、勉強させてもらってます」と、しみじみおっしゃる。
オムツの替え方からはじまって、人としての向き合いかた、そういったニンゲンろしての勉強をさせてもらっているというのだ。
64才が2才に学んでいる。
人が人に学ぶことに垣根はない。
すごいことだなあ。
こんなふうに思いながら生きられることの素晴らしさ。
「近藤さんて、きっとココロの中に自由な空間があるんですね」
「そうでしょうか」
「そうですよ。だってふつう、どんどん固くなっちゃいますよニンゲンて」
固執にかたまった老人はいやというほどいる。
柔らかくて自由なココロは、空をとぶ。時をとぶ。
いろんな人とかかわれるのは、やっぱりステキなことだ。
いろんな人の思いとか考え方とか、知ることはわくわくする。
ほんとに、目からウロコが落ちてばかり。
ああ。
生きてるってオモシロイなあ。