ウィットのあるニンゲンがいいなあ。

自分がそんなニンゲンだったら、どんなにいいだろ。


今朝、目を覚まして突然思った。


そういう人って、まわりにほとんどいない。

親父ギャグはいえても、それはウィットじゃない。


生きるなんて、ただでさえシンドイし、

がんばったり、イッショウケンメイだったり、

そういうの当たり前だけど、

ふっと、そういうシンドさをかわせるもの。


それがウィットかもしれない。

ウィットをユーモアといいかえてもいい。


良く記者会見とかで、外国の政治家が、

うまい言い方でかわしてることがある。

この切り返し、機知。


むふふふって笑っちゃうもの。

言ったほうも、言われたほうも、なんだか気が軽くなって、

救われた気持ちになるもの。


ああ、ムリだなあ、私。

真正面になっちゃうなあ。


直線って、オモシロクない。

曲がりくねってこそオモシロイ。


なのに、なんでも直線になる。


ガンバリマスな感じになる。


いかんなあ。これ。



あ、そうそう一昨日。

帰りのタクシーが止まった信号で。


中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」が流れてくる。

大音量まではいかないけどけっこうな大きさ。


なんだこれと見ると隣に右翼街宣車。

日の丸と旭日旗が立ってる。


軍歌じゃなくて中島みゆき。


ううむ。

たしかにこっちのほうがいい。


切ない。


やりかたうまくなったなあ、右翼の人たち。

そんなこと思いました。

アタマもカラダも柔らかいほうがいいんですな、やっぱり。