小倉にある北九州芸術劇場。

ふだんは大掛かりなお芝居もかかる舞台。


そこで、カラオケ発表会が行われた。

私はゲスト。


90名もの皆さんが、出場されている。

最後のかたなど親の世代。

病気をしながらも、歌を唄う。


歌って、やっぱり大きな役割があるんだな。


確かに、衣装を考え、メイクを施し、

大きな声を出すっていうのは、かなりの健康法。


ボケてなんかいられない。


ところが私ときたら、

このところの気温の差に珍しく振り回され、

どうも今ひとつの体調。


どうも出にくい音程がある。

それでも、だましだまし、やってくうちに

なんとか唄えるようになってくる。


プロのゲスト歌手が、下手だったらしょうがない。

そうなんです、私プロ歌手ってやつですから。

(いったいいつからこうなったんだろうと、

違和感持つとこに問題あるんだなあ、私)



帰りの飛行機で音楽を聴く。

ふだんめったに触れることのないJポップ。


なんだかんだいっても、今売れているものには

理由があるとつくづく思う。


そんな中で、サザンのピース&ハイライトには、

涙があふれたし、

スーパーフライの女の子の声にも励まされ、

一時間半のフライトは、勉強の時間になった。


懐メロでない、今を生きる音楽には、

やっぱり迫力がある。


生きてるのは今で、昔じゃないんですから、

といわれてる気になる。



さあてと。

きょうはとにかく体調克服に全力を傾け、

あとのことは、それから考えようっと。