年とって上機嫌でいることこそニンゲンの価値アリ。
てなことで「上機嫌クラブ」と名づけた集まり。
もとは、あの大震災の後、
落ち込んでいる私を励まそうという、
温かい方々のお気持ちからはじまった。
そのいわゆるイイダシッペが、
有田さんと湯川さん。
これまでも、色々な方々が出入りされたが、
昨夜は、上機嫌クラブ分科会と称して、
この会の連絡係もしてくれている杉純との4人。
少々シンドイ話をせねばということでの集まり。
有田さんが、このごろ関わっておられるヘイトスピーチ。
ツイッター上では、ものすごいことになっていて、
湯川さんにも飛び火したり。
いったい、これはなんだ、どういうことだと、
こうなったら有田さんに直接うかがおうと、
まあ、そんな集まり。
有田さんの実物は、とても穏やかで、
上機嫌そのままの人。
その人が、もしかして刺されちゃうんじゃないかと、
私たちは気をもむ。
心配でならない。
人種差別は許さない。
有田さんの意志は固い。
今月末にも、その集会があるという。
かなり大規模なものだ。
参加者はグループでも集団でもないので、
どれくらいの人が集まるか、
まったく予想がつかないらしい。
「でもファックユーはダメよ」
湯川さんはいう。
(ヘイトスピーチデモの人たちへ、
反対派の人たちが中指を立てて反対すること)
どんな相手にでも、そういう抗議は良くない。
そんな映像を見たら、一般の人は腰がひけてしまう。
どっちもどっちに見えてしまう。
ワインを傾けながら、重い話は続くが、
そのうち、本来の上機嫌クラブ的展開に。
やっぱり、みんな大人なのだ。
シンドイ世の中になっているけど、
一生懸命に上機嫌でいよう。
怒るより笑いたい。
できれば、みんながみんなが笑えるような、
そんな世の中が、いい。
やっぱり、いい。