昨日から福岡にいる。

レコード会社が変わると、いろんなことが変わる。
キャンペーンのしかたもそう。

カラオケ愛好家の皆さんのところに、
昨日は二カ所うかがう。

はじめは大宰府あたり。
美しい山の途中に、ペンションのような瀟洒なお店。
60人ほどのかたが来ておられる。

次は、福岡市内でも東のほう。
ご自身が歌手でもあるマダムが経営するお店。
シャンソンが好きということで、
二人で「ろくでなし」のデュエットもする。
ここでも多くの方々が、一生懸命に「サヨナラをあげる」を
唄ってくださる。

福岡は芸能の街。
芸能界でも、石を投げれば福岡人にあたる、
それほど、出身者が多いところ。

なるほど、と思うほど、歌がウマイ。
自己表現が強い。

ううむ、さすが。

83才のご婦人も、オバアチャンとはほど遠く、
恋の歌を熱く唄う。
おそるべし、福岡!

てなわけで、今日は、カラオケ教室へ。

これまで、カラオケとはほとんど関わってこなかった私、
歌をどうして唄うのか、どうして歌わざるを得ないのか、
そんな「現場」を、今日も見ることができる。
歌って、こんなに必要なんだね、歌の原点を、また確認する。

で。
今日はなに食おうかなあ。
昨日は水炊きだったしなあ。
今日はモツ鍋かなあ。

ものすごい暑さの福岡は、だあれも鍋なんか食べてない。
でもいいんだ、お腹を熱くして、福岡人の熱さに、
負けないようがんばるんだ。

ああ、うまかあ。