父親と自転車で 靴を買いに行く


隣町に いわゆるシューフィッターみたいな


そんな人のいる靴屋さんがあって


ネット情報をたよりに


それでも まちがわずに着く



父親の足は 偏平足で


これで 海軍士官になりそこねたと


昔から聞いている



軍人に 偏平足は 厳禁なのだそうだ



  ほら 足の裏見せてみろ


最終試験で そんなこといわれ


全員が 足を さしだし


父親の足のところで


  なんだ こりゃダメだ!


と なったらしい



  良かったじゃない 

  それで 死なずにすんで


とは 私たちの弁だが


本人は もしかしたら


一生分の  「悔い」を抱えたのかもしれない




そんなわけで その偏平足


歩くと 痛む


痛むから ゆるゆるの靴にしてたらしいが


それは まったく逆


きちんとした 下敷きをいtれ


きちんと 足を固定し


ぶれないように する


それが 正しい靴の履き方 選び方


そういうことらしい



  どうせまた ダメかもしれない


など


軍人の家庭に生まれ 軍人を目指した男にしては


すね方が ちとナサケナイ



そんな弱気も 店の人の見立てで


履いてみた靴で 一変


顔が 明るく輝く



  あ 歩きやすい





そんなこんなで


なんとか 無事 休日の一日が終わった


さてと


今日は 最後の休日


どんなアンバイだんしょ