石巻 二日間



「笑顔届け隊」の皆さん



そして ラジオ石巻の皆さん



それぞれのご協力で 仮設住宅からの中継をする




先日うかがった 開成団地の 今度は大きな集会所



皆さん 集まってくださっている




晴れてはいるものの ものすごい風




びゅんびゅんごうんごうんと 集会所を揺らす




突風になると



皆さんの顔がこわばる





それは 恐怖に近いように思えた




とんでもない恐怖を 越えてきたかたがたの



それでも笑顔を 見せてくださるかたがたの



そのココロの奥が 見えてしまったようで



一瞬 コトバを失いそうになる





この頃 さびしいよ

だあれも 来なくなっちゃって

だから お茶っこ 飲みに来てよ




多くの人が出入りしていた 石巻にも



だんだんと 来る人が 減っている




先月末で 高速道路の無料も終わってしまった




仙石線さえ通れば




と思っても




海沿いを 通る線路は もうそこを通れない




新たに 土地買収をして 線路を引いてと




あと 三年はかかりますと


ラジオ石巻の今野さんは いう





夜 「銀巴里」という店で ライブをする



ここのママは 海近くに住んでいて



何もかも流され



開店したばかりの 店も ピアノも



泥に 飲み込まれ




一時は 埼玉に避難していたという





ところが  私の取材をしていたクルーが



彼女の存在を知り



そこから 交流がはじまった





クミコさん ありがとねと



ミにアクセントがあるママの言葉に



もう なんだか 親孝行の気持ちになる



これは 家族に近い





翌日の イオン石巻には



不動町の 家族も たくさん来てくれる





一年前には 思いもしなかったことが



今 こういう形に なっている





もしかしたら



ほんとに いつか東北に移住するかもしれないなあ



そんなことも 思うようになった






この先 どうなるんだろう



そんなこと わからない



わからない って いやというほどわかってるのに



やっぱり 思う




この先 どうなるんだろう






コメントアレコレ

石巻にお越しいただき その上多額の募金まで

いただいて ありがとうございます

週明けには きちんとした募金額のご報告を

いたします


そうですね 被災地の方が一番不安

でも私 笑顔だったでしょ


そうそう サルコヤさんにもうかがいました

皆さんにお会いでき うれしいことでした