福島のこと



福島を通るたびに見てきたもの



福島に行って見てきたもの



あるいは そこに住むかたがた



そして そこを 故郷とするかたがた





ナクナッタものといういかたについて




あの日を境に 



それ以前とおなじものはなくなったと


私は 思っています



稲が だんだんに実って


緑から 黄色へ


見た目は 変わらないけど


これらを作られた農家のかたがたの


無念さ 心配 恐れ


それは 福島だけでなく


この日本全体のことだと思われました




この国が 見た目は変わっていないけど



前とは 違う





福島をふるさとにするかたがたの



その痛みは そのかたがたとお会いするだけで



じゅうぶん わかります



そして それは けっして他人事ではないことも


福島でなくなったものは


この国でなくなったもの


私は ずっと こういう気持ちで生きています




先日 昼食会で



鎌田先生が 同席した平和団体のかたにいいました



笹森さんを 福島に連れて行って

そこで お話ししてもらって



80才を迎えるマミーの 姿が コトバが



きっと 福島のかたがたの チカラになる



そういうことでした







そういえば 私のスタッフツヅラ嬢は いわき



実家は セクシー下着を 売ってるとか



ハワイアンズ近くで



これは どうしてもうかがいたい




その昔 私の子供のころ 水戸のおばあちゃんちに行くと



前身の「常磐ハワイアンセンター」の話題が



「炭鉱町が ハワイになっちゃって」



え それってなんなんだ




「フラガール」の映画で 事情が飲み込め



その力強いノーテンキともいえる明るさにひかれ



行かねば行かねば




もしかすると ライブもできるかも





ちなみに いわきには 紅晴美さんという歌手がおられます



同い年で おっきくて じつに明るい



これぞ 浜通りいわきのオンナ



そんな感じです