米粉パンのイメージが変わる!
ふかふか小麦パンのような米粉食パン
米粉パンのイメージが変わる!
油脂なしで身体に優しい
小麦パンのようなふかふか極上米粉食パン
今日は、油脂なしで作る「極上ふかふか米粉食パン(一斤用)」をご紹介させていただきます。
先日パウンド型でご紹介しましたパンの1斤用になります。
米と水、最低限の材料で作るご飯のような米粉食パンはごはんに近く、毎日食べても飽きない美味しさです。
こんにゃく成分を微量加えることで、ふくらみが安定し膨らみやすく、ふかふかした小麦パンに近い米粉食パンになりました。
食パン1斤型に入れるときめが整いますのでサンドイッチにもお勧めです。
内径19.5×10×高さ9.5cmの一斤型 全量1231kcal 脂質2.5g (1/6量205kcal 脂質0.4g)
材料1
・ミズホチカラパン用320gの半量
・ドライイースト 4g
・砂糖 20g
・ぬるま湯(35度程度) 280~300ml程度
材料2
・ミズホチカラパン用320gのこり
・こんにゃくマンナン 1.5g
・塩 4g
【下準備】
食パン型にクッキングシートを淵の高さにそろえて敷いておく。
※米粉は富澤商店もしくは熊本製粉のミズホチカラを使用しています。 メーカーが変わると製粉方法が変わるため、給水・ふくらみ・状態に差が出る場合があります。
【作り方】
① ボウルにミズホチカラパン用の1/2量・砂糖・イースト・ぬるま湯を入れ1分混ぜて酵母を溶かす。
② 米粉の残りにこんにゃくマンナン(微量計で測る)・塩を入れ、よく混ぜておく。
③ ①に②を加え、ゴムベラで混ぜる。水分の調整をする。必要時水で調整して生地をゴムベラですくい垂らしたときに、リボン状に細く落ち積みあがる固さにする。
粉っぽさがなくなったら5分間混ぜる。
④ ボウルの周りについた生地を中にいれ、乾燥予防にラップなどして、30~35度程度の温かいところで15分ほど休ませる。
⑤ ふんわりして気泡が出始めたら、ゴムベラで1分混ぜてガス抜きをする。必要時生地の固さを調整する。(リボン状になり上に重なって残る程度の固さ)
⑥ クッキングシートを敷いた型に流し入れ、竹串で2倍のところに線をつけ、乾燥予防して35度程度の温かいところで25分程度、線まで膨らむのを待つ。
⑦ オーブンの予熱を190度程度で上げる。
⑧ 1.9倍に膨らみ2倍の線が近くなったらパンの表面に霧吹きで水をかけ、クッキングシートを一枚はさみながらそっと蓋をする。オーブンに入れ、180度で20分程度焼く。蓋を外し、クッキングシートをやさしく外し再度霧吹きで水をかけ、230度程度で10分ほど焼き焦げ色を付ける。
⑨ 焼きあがったら粗熱をとり、ほんのり温かいうちに、キッチンペーパーを巻きポリ袋に入れて保湿する。
【ポイント】
一番起こりやすい失敗はなんといっても過発酵です。
2倍を超えない用に注意してください。
不安な方は1.9倍まで膨らんだら焼き上げてもいいです。少しふくらみはひかえめかもしれませんが、きめが整ったおいしい食パンが焼けます。
【保存】
次の日まではすずしい常温で保管する。
それ以降はスライスして冷凍保存がおすすめ。
固いときは、ラップなどしてレンジで軽く温めたあと、トースターで焼くとおいしく戻る。
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初心者の方はパウンド型から挑戦してくださいね。
こんにゃくマンナンは腸内細菌の喜ぶ水溶性食物繊維です。
こんにゃくマンナンは、こんにゃくゼリーの素と同じ素材。こんにゃく粉から不純なものを取り去った純粋なこんにゃく成分です。日本人に馴染みのある材料を使うので長く食べ続けても安心です。
こんにゃくの水溶性食物繊維と米粉のレジスタントスターチは、腸内フローラを整え、免疫力アップ・血液サラサラ効果にも役立ってくれます。