こんにちは、茨木くみ子です。
バターオイル・サイリウムハスクを使用しない、成形可能な米粉パンの基本の生地をブラッシュアップしさらにおいしくなりました。
清水化学株式会社さんのこんにゃく粉を使用することで、手ごねで生地ができるようになりましたので、レシピの見直しをさせていただきました。
サイリウムハスクが体質に合わない方や不安を感じる方にお使いいただけると嬉しいです。
バターオイルなしのレシピですが、油脂を入れたものも今回は試作しました。
油脂が入りはこくもあり、生地も柔らかくうまみも増し美味しくできています。
合わせてご紹介させていただきます。(料理家人生25年以上初めて皆様に油脂入りのレシピをご紹介します。💦)
こんにゃく粉はこちらです。
747kcal 脂質7g
4個分 湯種 ・片栗粉 10g ・水 60ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)160gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 12g
・豆乳(35度にあたためた)75ml程度
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
・溶き卵 20ml
材料3
・米粉の残り
・こんにゃく粉(清水化学株式会社のこんにゃくマンナン)2.5gから3g弱(小匙すりきり1杯)
※こんにゃく粉はいろいろなメーカーから販売されています。 すべてを試したわけではありませんが、粒子の細かさ、匂い、使い方などメーカーによって大変大きな差があります。清水化学株式会社のものを使用してください。インターネットで購入可能です。
・塩 2g
【下準備 】
湯種の材料をボウルに入れてよく混ぜる。500Wのレンジで20秒取り出しよく混ぜ、再度10秒程度加熱しよく混ぜる。10秒ずつとろみが均等に付くまで加熱し、バットなどに出し冷ましておく。
制作動画はこちらからご覧ください。
【作り方】
材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜ、乾燥予防し室温で5分程度おく。
2. 材料2を加え混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃく粉・塩をよく混ぜたものを加え混ぜ、手を止めずに混ぜる。まとまったら2分ほどおく。
4. 台の上に出し固さを必要時調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。なめらかになるまで2~3分ほど手でこねる。
5. 4個に分けて丸めクッキングシートの上に並べ、水でぬらした指先で、パンの表面をつるつるにする。霧吹きで水をかけ、35度で10~20分程度、1.1倍に膨らみパンの表面に小さい穴が2個程度あくまで発酵させる。オーブンの予熱を220度程度で上げる。
6. 発酵が終わったら溶き卵をぬり、220度で11分焼く。
7. パンの裏が焦げているようなら火は通っています。
焼きあがったらまだ熱いうちにラップに包むかポリ袋に入れる。
油脂入り 4個分
湯種
片栗粉 10g
水 60ml
材料1
米粉(ミズホチカラパン用) 160gの1/2
ドライイースト 3g
砂糖 大さじ1と1/2
豆乳(35度) 65ml程度
材料2
油脂(室温に戻したバターなど) 10g
人肌程度に冷めた湯種
溶き卵 20g
材料3
米粉の残り
こんにゃく粉 2.5g
塩 2g
油脂は作り方②で溶き卵と湯種を混ぜるときに一緒のくわえてよく混ぜてください。
作り方はあとは同じです。
ポイント
① 片栗粉の湯種はしっかり固まってしまうと混ぜにくくなるので、こまめに混ぜながら加熱します。
② 湯種は粗熱を取り人肌程度まで冷めてからパン生地に加えてください。
③ パン生地の固さは豆乳の種類やこんにゃく粉の旗り方で変わります。必要時豆乳や米粉で調整してください。
④ 米粉はミズホチカラパン用をこんにゃく粉は清水化学株式会社こんにゃくマンナンを使用してください。
⑤ パン生地の固さは柔らかいがこねることができるくらいがベストです。
⑥ 丸く成形したパンの表面を水で濡らした指でつやつやピカピカにすると空気をためやすく膨らむパンになります。
⑦ 二次発酵は1.1~1.2倍程度です。小さい穴が1~2個できたら焼き上げます。オーブンの中でもう一回り大きくなります。
⑧ 焼きあがったパンがオーブンの中で縮むときは焼きすぎです。焼き時間を短くしてください。
⑨ 焼きあがったら熱いうちにラップに包むと表面も中もしっとりさを保ちます。
保存
焼きたてから少し冷めた頃が一番美味しいです。 冷めて硬くなったパンはレンジで温め直すと美味しく戻ります。 冷凍保存で2週間 冷蔵庫は2日程度
詳しい作り方は動画をご覧くださいね。
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