こんにちは茨木です。 

今日はお米と肥満の関係を

世界の統計から考察してみたいと思います。

 

(もちろん肥満は一つの食品で語れるものではありません。

一日の総カロリーや運動・消費カロリーなども大きく関与しています)

 

 

☆お米をたくさん食べている国は肥満の人が多い??

 

こちらはトリップアドバイザーの調査です。

【お米をたくさん食べている国ランキング】より(2011年調査)

 

一人当たりの一日のお米消費量です。

1位「バングラデシュ」473グラム

2位「ラオス」445グラム
3位「カンボジア」436グラム
4位「ベトナム」398グラム
5位「インドネシア」364グラム
6位「ミャンマー」345グラム
7位「フィリピン」325グラム
8位「タイ」306グラム
9位「スリランカ」295グラム
10位「マダガスカル」283グラム

15位「韓国」234グラム

17位「中国」219グラム

なんと日本は50位  119グラム

50位 日本(2011年の調査ですので、今はもっと減っている可能性があります。)

 

1位のバングラディッシュの473gのお米とは

炊飯したご飯にするとどれくらい?

 

米×2.2=炊飯後のご飯の重さなので

 

バングラディッシュでは米473gは炊飯後のご飯1040gになります。

日本の米119gは炊飯後のご飯にすると261gです。

(お茶碗軽く一膳が150g)

バングラディッシュの人々がたくさんのお米を食べていることがわかります。

(画像をお借りしました。)

 

https://www.tripadvisor.jp/blog/news/graphic/eatrice/

 

☆肥満との関連を考察します。

 

成人の肥満率:2008年 世界保健機関(WHO)の成人の肥満率ランキング<189カ国>で調査したものがありました。

 

ちなみに肥満上位は

1位  ナウル

2位  クック諸島

3位  トンガ

39位   アメリカ

141位  韓国

151位  中国

166位  日本

176位  ラオス

181位  カンボジア

182位  インド

186位  ベトナム

189位  バングラディッシュ

 

それをみると、お米を多く食べる民族と肥満は反比例しています。

バングラディッシュは最下位(肥満の人が少ない)です。

ベトナム・インド・カンボジア・ラオス・・・・・すべてお米を食べる国上位ですね。

 

ナウルの肥満の原因を少し調べてみました。

ナウルはリン鉱脈発見により海外企業が大量に入りました。

それに伴い戦後の日本のように急激に食の変化が進んだことで

脂質・カロリーの高いファーストフード文化が流入したことが原因ではないかととのことでした。

ナウルの代表朝ごはんはドーナツだそうです。

 

ちなみに日本のお米摂取量の推移はこちらです。

(終戦昭和20年1945年)

戦後食生活は大きく変化します。

欧米化しお米よりパン

乳製品や肉・植物油を多く摂取するようになりました。

 

肥満は一つの食品で語れるものではありません。

一日の総カロリーや運動・消費カロリーなども大きく関与しています。

しかし

お米が肥満の原因のように思い、怖がっている方が多いのも事実

 

日本人が愛し、先祖代々食べ続けてきたお米

わたしは、鎖国により純血に近い日本人の身体はお米を求めていると思ってやみません。

 

 

痩せたくて痩せたくて仕方がなかった私。

いろいろなダイエットでもダメだった。決して続かなかった。

それなのに、痩せて、その上ふとらない体になれました。

それは

避け続けたお米を食べるようになったから。

皆様の周りにいる、痩せている人はもしかしたらお米をちゃんと食べている人とかもしれません。