今日は私の大好きな言葉をご紹介させていただきます。


「プレバト」で俳句の先生。

夏井いつきさんの恩師の言葉です。

 

「風の強い日の旗は美しい」





 夏井先生はこの言葉を大事に

「何か起きた時には風が強い日の1本の旗のように凛(りん)と立つ」
と自分に言い聞かせて困難を乗り越えてきたそうです。



夏井先生の半生はご苦労が多かったといいます。

 

わたしは心が弱く、すぐ挫けそうになります。

嵐や向かい風は正直、好きではありません。


「毎日が風の穏やかな晴天だったら、どんなにいいか」と思います。


しかし

風がないと、旗はしゅんとして、どんな旗なのかもわかりません。


風があるから旗は、生き生きはためきます。

 

今までのわたしの人生、振り返ってみても

どうも楽しかったことより

辛かったことをよく覚えています。


例えば

保健師、駆け出しの頃に感じた無力感、敗北感の日々

山のような仕事を髪を振り乱してこなしたこと

子育てで睡眠不足が続き、ゆっくり食事もとれないのに、泣き止まない娘と一緒に泣いてしまった夜

はじめてのDVDの撮影、たくさん練習したはずだったのに緊張で、NGの連続。いたたまれなくなり、逃げ出したとき

介護でへとへとになったときも


辛かったけど、あの時のわたしはきっと、はためいていたのだと今なら懐かしく思えます。


どれも、あまり繰り返したくはないけれど、

やっと悪い思い出ではなかったかなと思えるようになりました。


多分その時の精一杯ではあるのですが、真剣に向き合えたからではないかと思います。


そもそも

手を抜いて楽していたら別に苦しくないはず。😂



人生、無駄な経験な一つもない。



晴天に、堂々とはためく大漁旗が

誇らしく、雄大に見えるのは

きっと、苦労と困難を越えてきた貫禄でしょう。


これからの人生も、いい歳を重ねたいなと思います。


Twitterやインスタなどで本当に、

たくさんのメッセージやいいねありがとうございました。

大変勇気をいただきました。