久しぶりに自身の食生活について書かせていただきたいと思いました。

 

最近私を知ってくださった方は

「この人はなぜノンオイルノンバターのレシピを作っているのだろう」

と思われていることと思います。

 

わたしは以前、保健師なのに肥満に悩み

いろいろなダイエットをした末に、ダイエットの罠にはまり、

なにをどのくらい食べたらいいのかわからなくなった体験をしています。

 

食べるものすべてをカロリー計算したり

穀物は食べずにおかずを食べる食生活をしたり

低脂肪のタンパク質を中心に食べてみたり

本当にいろいろしました。

 

結果はすべて失敗でした。

ひと時、痩せてもリバウンドして更に太ってしまいました。

また反対に、

痩せすぎて自律神経失調症になって寝たきりの時期もありました。

 

ダイエットの罠から抜け出すのに大変な時間と家族に多大な迷惑をかけました。

やっと見つけた食べ方が、

今のこの食べ方です。

 

ですのでノンオイルノンバターのレシピは自分に必要なレシピというわけです。

(なので一生懸命、作りますし、いつもさらにおいしくしようと研究しているのも、そのためです。(笑)

 

わたしの食生活のもっとうは

 

穀物はしっかり食べる。

おかずはノンオイルノンバターで作ったものを

食べ過ぎないようにする。

 

割合は、穀物6~7  おかず 3~4 くらいです。

昔は穀物7~8     おかず2~3くらいでしたが

 

どの程度なら太らないかを試しながら、タンパク質をもう少し撮ろうなど、変化もあり

最近は穀物6~7  おかず 3~4 くらいです。

 

 

 

(写真はある日のお夕飯です。

親子丼と白菜のお味噌汁

切干大根と酢干し椎茸のサラダ)

 

 

 

 

基本の食事はノンオイルノンバターで料理しています。

脂質は身体に必要ですが、バターやオイルから取ると、ともすると過剰になりやすいため

肉、魚、卵、豆、ナッツ、乳製品など、食材からとっています。

 

でも

「油は絶対に食べない」というわけではありません。

 

もちろん、外食もしますし

市販のお惣菜もケーキも外のものを食べます。

 

「基本はノンオイルノンバター」と言う意味です。

 

ではなぜこの食事を続けているのか。

 

その理由は

一番は身体が楽だからです。

我慢することがなく心地よく過ごす(生きる)ことができるからです。

 

わたしにとって食のおいしさ、心地よさとは

〇まず食べた時のおいしさ、味。      ←これはもちろん大事です。

でもそれだけではなく、ほかにも大切な要素があります。

 

〇食べたあと、不快感がない(胃がもたれたり、胸焼けしたりしない、腸がゴロゴロしたり下痢も便秘もできるだけしたくないものです)

〇3~4時間くらい食べ物のことを忘れて集中して仕事や趣味のことができる

(穀物を食べないでタンパク質や野菜中心の食生活をしていると、なんとなく

そわそわ落ち着かなかったり、いつもなにか食べたいなと思ったり、口さみしくなったりしませんか??穀物を食べるとそういったことはなく、集中力がとても上がります。)

 

〇3~4時間くらいしたら、空腹になり、次の食事がおいしく食べられたり

朝の目覚めがいいこと。(人は空腹になると覚醒するホルモンが出る仕組みになっています。)

〇長く食べ続けても病気になりにくい、大丈夫と安心できる食事

いくらいおいしいものでも

これを食べ続けたら、病気になりそうだなあと考えながら食べることはたまにはいいですが

普段はあまり好みません。

 

身体が喜ぶというか、安心して心地よい食事がこの食事です。

おかげさまで

太ることがなく

この年まで健康維持ができています。

 

 

今、54歳です。

先日健康診断でしたが、すべて(血圧、貧血、糖尿病、中性脂肪やコレステロールの脂質代謝、腎機能、肝機能などなど すべて異常なしでした。

身長は157㎝体重は48㎏ BMIで19.5くらい

30代のころと体系に変化はありません。

(20歳代はとても太っていたので・・・・・(笑))

 

私の母も、この食生活に近い食事を食べています。

今85歳

一人で隣の家で暮らしています。

三食の食事も一人で用意しています。

その上

健康診断も異常なし。

これは本当にすごいなと思います。