「ベイクドスフレチーズケーキ」の改良中です。
もちろんクリームチーズではなくヨーグルト使用です。

今日のは更に米粉。
ふわふわに膨らませたい、でも
亀裂は最小限に!
を目指して
配合と焼成を見直しました。

今日は保健師らしい投稿です。
夏によくお話する内容なので、生徒さんは聞いているかも。
すみません。

〈夏こそ気を付けて!血栓症〉

夏は熱中症のほかに血栓症(脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症)の起こりやすい季節です。
脱水からの脳梗塞・心筋梗塞は、高齢者や生活習慣病の人だけでなく、健康な人も若い人も、誰もが発症する可能性があります。

☆脱水から血栓症が起こるまで
暑い季節に十分な水分を取らないと脱水が進みます。
身体の水分が減ると血液がドロドロになり、流れにくくなります。
特に夏場は血圧が下がりやすいため、血流が穏やかで血栓ができやすい環境がそろいます。
頭で詰まると脳梗塞に、心臓の冠動脈では心筋梗塞、肺静脈ではエコノミークラス症候群になるのです。
 
☆起きやすい時間帯と習慣
時間帯
・注意が必要な時間帯は「睡眠中と、朝の起床してから2時間」。
水分接種が不十分なまま、お風呂に入って汗をかき、そのまま寝てしまう。
水分接種できないまま熟睡し熱帯夜で更に汗をかく。
眠っているときは血圧も下がりやすく体も動かないため血液はますます固まりやすい状態になります。
 
コロナ渦、夏場によくある起こりやすい場面と習慣
・リモートワークのため、体を動かさないため、あまり空腹にもならず、お菓子など食べて、断続的に仕事をして、食事をあまりとらない。
そのうえ寝つきが悪いためお酒を飲み、そのままお風呂に入って、寝てしまった。
・テレワークで通勤がなくなりクーラーの下で仕事しているため暑さに慣れていない。休日に外出し昼間にお酒を飲み、自宅に帰り再度お酒を飲み入浴して寝た。
・仕事でとてもストレスフルな状態が続き、そもそも血液がドロドロしていた。テレワークで1日座って仕事してエコノミークラス症候群と同環境になっている。

☆なりやすい人は?
・高齢者。たばこを吸われる方。また高脂血症、高血圧、糖尿病のある方。
血管の動脈硬化が進んでいる可能性が高いため、
もともと詰まりやすい状況です。
・高血圧で血圧を下げる薬(降圧剤)を内服している方。
降圧剤の中に利尿剤といって尿を出して体の塩分を抜いて血圧を下げる作用の薬があります。
   脱水になりやすい作用があります。
・過度なストレスを感じている人
ストレスフル(戦いの神経が優位な時)の時、血液は濃縮されドロドロになりやすい傾向があります。
(敵から刺されたり、怪我したときに止血しやすくするため)
・低血圧の方
夏は体の熱を放出しようと血管が拡張しやすく低血圧になりやすい季節です。
低血圧は血流が緩やかなため、血液が固まりやすくなります。
また高血圧も動脈効果を起こし詰まりやすくなります。
・身体を動かさずじっとして人。ずっと同じ体制で仕事し続ける人。
・飲酒量の多い方
アルコールは利尿作用があります。お酒は飲んだ以上に尿として水分が出てしまいます。
またアルコールのアセトアルデヒドは分解過程で水が必要になります。

☆水分接種量と飲むタイミング
・1日の水分摂取量の目安は1.5L程度。汗をたくさんかく仕事や運動する方は2L。
・まとめて一気に飲むより、ちょこちょこ、一口一口飲むほうが体内の吸収がいいと言われています。
・お酒を飲む人は、お酒は水分と思わずに、水分接取を忘れずにしてください。

 ☆水分の種類は?
 利尿効果のないものを飲みましょう。
水・麦茶・炭酸水・カフェインのないハーブティー・スポーツドリンクなど。
汗をたくさんかいた時は塩分補給も忘れずにお願いします。(塩飴・味噌汁・梅干しなど)
水分は食べ物からもたくさん摂取されています。野菜、ごはん、フルーツなどもとても水分が多いです。食事は1日三回とるようにしましょう。

どうぞよろしくお願いします。
今日は保健師 茨木くみ子でした。