わたしは日ごろから脳を混乱させたり、脳からの指示を無視する食べ方は、しないようにしています。

と言いますのも

その昔、脳を混乱させる食べ方ばかりしていて

脳をいじめては、反乱に合って

いやっというほど懲りた体験があるからです。

 

具体的にどんな食べ方かというと

低カロリーなものを大量に食べて胃袋を膨らませたり

水を飲んで空腹を紛らわせたり

空腹感を長時間無視すること。

そして穀物を食べないで低脂肪のタンパク質と野菜中心の食事をすること。

 

昔、ダイエットの罠にはまっていたころ

痩せるために上記の食べ方をしてきました。

それなのにちっとも痩せられなかった・・・・えーん

 

具体的には

こんにゃくをご飯に混ぜたり、ごはんがわりに、寒天やキャベツの千切りを食べたり

えのきだけやズッキーニをパスタ替わりしたり。こんにゃく麺も食べていました。

 

胃袋は一杯になっても

脳は決して騙されてくれない。満腹とは思ってはくれないのです。

 

ものたりなさを感じ、そわそわさせ食べ物のこと考えさせます。

気づくと冷蔵庫を開けて何か、食べ物をさがして、食べている。

 

せっかく、食事を減らしても、食後にお菓子やアイスクリームを食べてしまう。

 

脳は胃袋に程よく食べ物が入り、血糖値が上がって初めて満足してくれるのです。

 

今なら

脳はただただわたしの命を存続させるためにひたむきに頑張ってくれていたのだとわかりますが

その頃の私は本能と無駄な戦いを繰り返していました。

 

私たちの身体はとてもよくできています。

空腹になると、胃袋に消化液を準備させ、空腹感を出し、何か食べさせようとします。

食後で胃袋に食べ物が入ったはずなのに

血糖値があまり上がらないとなると

脳は、なんでだろう???と混乱してしまいます。

(摂食障害の方のチューニングや吐くも同じことです。)

 

 これを繰り返すことで自律神経(意識しなくても調整してくれる神経)が不具合を起こすようになっていきます。

 

満腹感も空腹感も感じなくなり

満腹なのに食べ続けてしまったり、空腹なのに食べたくなかったり

 

そもそも空腹感を無視して、「間食は食べません」と打ち消すのですから

教えてくれなくなっても当たり前です。

 

飢餓の時の蓄えるモードに切り替え

全身の体温を下げ少ないカロリーで賄う低燃費モードにします。

すると基礎代謝が下がるため、太りやすくなります。

 

さらに脳を騙して、カロリーの少ない食べ方をしていると

 

命を守るための防衛反応として思考も食べ物のことに占領されるようになります。

集中して仕事や趣味の作業することが難しくなります。

一度食べはじめたら、止まらない・・・・。

ちょっと痩せてもリバウンドが始まります。

 

血糖値があがることをとても怖いと感じている方が多いようですが

そもそも食事後、血糖値が上がることは、決して悪いことではありません。

血糖値の上昇 =肥満 でもありません。

もちろん上がりすぎることはよくありません。

 

私たちの身体は食事をすることで血糖値が上がり

膵臓からインスリンホルモンを出して

全身の細胞にエネルギーを届け

使い切ると血糖値が下がり

空腹になる。

を繰り返しています。

 

 

 

人間も動物です。

本能に、したがって食べていれば、肥満もなく栄養バランスも整うはず。

自律神経を傷めないためにも

脳を混乱させたり、脳からの指示を無視し続けないことが大事だと思います。

脳と戦わない食生活はとても心地よいものです。

 

 

 

 

何を食べたらいいかわからなくなったときはここに立ち返ります。

 

 

 

食欲、睡眠、排泄、性など、本能が大きく関与しているところは、学問、知識より、感覚が大事だと思っています。

 

 

空腹なら、カロリーになるものを食べる。

満腹なら、食べない

眠い時は少し寝る

遊びたいときは遊ぶ。

 

自分の体と心と仲良く生きたほうが

健やかで晴れの日が多いように感じます。

 

 

 

 

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