身近な人に感じる怒り、苦しいですよね。
過食の、原因になってしまうことも多いのではないでしょうか。
友達には、我慢できても、なぜ、身近な人には、我慢できないのでしょう。
その相手は大抵、母親や夫ではないでしょうか。
わたしの場合は、それは、まさしく、夫。
娘たちには我慢できることが夫にはがまんできない。
夫よ、ごめんなさい。
でも、あなたは、わたしの特別な人。
だから、求めてしまうことが多いんです。
わたしが、大変な時、
そっと気付いて、助けてほしい。
手伝ってほしい。
いつも、がんばってるから、いたわってほしい。
がんばってるね、って、認めてほしい。
体を大事にしてねって、心配してほしい。
大切にしてほしい。
優しくして。
そして、いつもそばにいてほしい。
50歳になっても、いまでも、そう思います。
望むばかりで、申し訳ないのだけど
どうしても望んでしまう。
夫がわたしに、気をかけてくれているときは、いいのですが、
仕事、子育てや介護で、夫に心の余裕がないときは、よく、わたしは怒りを感じました。
その怒りの気持ちの、奥にある感情は、多分
大切にされてない、寂しさ、悲しさなんだと思います。
それなのに、がまんして、気づいてもらえるまで、溜め込むと、怒りは、大爆発します。
特に、じっと、夫の帰りを待つ夜は、最悪です。
怒りのパワーは、自分も周りも含めて、怒涛のごとく、飲み込みます。
こんなに苦しいなら、別れた方が楽かなあとか、死んだほうがましかもとよく、思いました。
相手をとことん攻めて見ても、自暴自棄になるばかりでした。
自分がしたくて、そうなってしまうわけではないのです。
身近な存在だからこそ、感じるこの、怒りは、一言で言えば、甘えであり、
イヤイヤ期の子供に近い。
振り向いてもらいたくて、問題行動をする。
「あなたなら、わかってくれるはず」と言う願望。
叶わないと、悲しく裏切られた気持ちになります。
でも、夫婦も親子も他人です。
全く違う性格と、価値観を持った人間。
他人と自分の線引きが曖昧だと、起こる勘違い。
他人には、相手の気持ちはわかりません。
寂しいとか、そばにいてほしいとか、助けてほしい、悲しいも、言葉で言わないと、相手には伝わらない。
伝えてないのに、してくれないとか、大切にされていないとか、
気持ちを察して欲しかったとか。
そんなこと、できない人の方が、普通。
○○して 手伝って 一緒にしてほしい
イライラしたら
我慢しないで、口に出してお願いしてみて。
きっと、助けてくれることの方が多いと思います。
怒りを溜め込まないためにも、
小出しにしましょう。
扉をバンとしめたり、足で床を蹴ったり、態度で、怒りをあらわさないで、
これは、気付いてもらえないと、更に虚しく、悲しく怒りがこみ上げてきます。
言葉で伝えよう!
親子も夫婦も、運命で、出会った大切な人。
気持ちは伝えないと、伝わらない。
大切な人は、自分を、守りきれないと感じたら、貴女から離れていくかもしれません。
自分の幸せを自分で壊さないで!
今、壊さなくても、必ず、いつか、離れる日がきます。
それは死別の時。
まだまだ先と、思っていても、その日は突然来るかもしれません。
その時に、後悔しないように。
その日まで、楽しく過ごすほうがいい。
笑って、いたわり合って。
傷つけ合わないためにも
自分と他人の線を引き
大切な人に、依存し過ぎないようにしよう。
時々、自分の足で、立って人生を生きているか、足を見てみよう。
助け合うのは、家族だけど、家族以上に、求め過ぎてないか。
自分の中の、子供の感情を、自分でお守りしてあげましょう。
そばにいて、一緒に生きてくれていることに、最大の感謝を。
怒りの奥底の気持ちに、気付いたら、
素直な気持ちを、伝えよう。
わたしは、あなたが、大好きだと。