一度にたくさん食べたからといって、急に太るわけではありません。
フルコースのディナーを食べたら、次の日太っているか???
そんなことはありません。
わたしの感覚ですが「こうしたら、太る」をご紹介します。
旅行や外食、確かに、普段とちがう食生活は太るきっかけになりやすいと思います。
しかし
一過性に体重が増えたのは大抵、むくんでいるだけです。
薄味のものでも、おかずをいろいろ食べると、塩分を多く摂取します。
塩分は胃や十二指腸から吸収されて血液に入り、塩分濃度が濃くなるため、細胞から水分を入れ塩分濃度を一定にするため、血液量が増えます。体重も増え、水気が多くなります。
この状態をむくんでいるといいます。
むくみは、いずれ
血液を腎臓が濾過して、尿になって排泄されると、解消されます。
体重も元に戻ります。
むくみとは別に、太ると痩せるには3つの歯車があるように思います。
太る
痩せる
維持
の3つです。
この3つの歯車のどれが、今、回っているかによって
太りやすかったり痩せやすかったりします。
そのギアが太るに入っているときは、空腹感を感じない食生活(お腹が空かないのに時間になったら食事を食べる。間食などをして、お腹が空かないのにまた食事を食べる)をしていると3日程度で
じわじわ体重は増えてゆきます。
はじめは腰まよりや下腹部あたりに脂肪が付き、1ヶ月程度かけてその脂肪が全身に移動するイメージがあります。
腰回りや下腹部あたりの時期は、もとに戻りやすいイメージもあります。
普段より、食生活に気をつけて、空腹感を感じる量の食事にすると、体重は元に戻ります。
反対に
痩せるギアが入っているときは、
普通に食べていても、痩せやすいため、あまり空腹感を感じすぎると過食になりますので要注意です。
維持期は食事量を減らしても運動しても、なかなか体重は減りません。
反対に食べ過ぎても、外食しても、あまり体重は増えません。
維持期から太るギアになりやすいのは、空腹感を感じないままで、時間が来たからと、いつもの量の食事を取ること。
私の感覚ですが3回、お腹が空かないのにごはんを食べると「太る」ギアが入りやすくなります。
例えば
お昼に外食をした。夕飯お腹がすいていないが、普通に食べた。
朝まだ空腹ではないが、朝食を食べ、お昼も空かないが、普通の量を食べた。
これは太るギアが入りやすいパターン。
普段の生活より、やはり旅行中になりやすいように感じます。
よく皆さんに、「なにを食べたら太りますか??」
と聞かれます。
もちろん油物、揚げ物、高脂肪のものは太りやすいです。
しかし
毎日食べ続けるものは別として
高カロリーなものを食べても、一度空腹になれば、太らないと思います。
健康にいいかは別の話しです。
「食欲の秋」です
「食欲の秋」は
夏、酷暑で痩せた人が過食になりやすいですという季節です。
過食しても一度空腹になれば太りませんので慌てず
普段の食事に戻していってくださいね