摂食障害だった昔、「食べることは後悔」でした。
大抵、自分の理想的な量では、止まらず、食べ過ぎてました。
そして落ち込み、罪悪感にさいなまれてきました。
大抵食べ過ぎるのは、私は、心が緩む夕飯でした。
でも今は違います。
理想的な量を食べて、ご馳走さまができます。
もちろん、摂食障害の頃に比べ、量も普通に食べています。
最近の夕飯は、ごはん 200gくらい 肉か魚 1切れ 野菜 1皿
汁物があったりなかったり
食後のデザートも食べたりします。
過食には生理的な過食と精神的過食があります。
生理的な過食な過食は、単純にカロリーが足りていないときや長い空腹の後に起こります。
夏バテや病気で、食欲が落ち食べられないとき、元気になったら、食欲が増すといいますが
一種の過食が起こります。
カロリーの足りないダイエットをした時も同じです。リバウンドといい、誰にでも起こるものです。
精神的な過食は、ストレスに耐え切れずに、脳が心の崩壊から守るために、副交感神経(リラックスしている時の神経)を優位にさせようと、たくさん食べさせようとします。
こちらは、ストレスに強くなってゆかないと、なかなかなくならないかもしれません。
でも
人生生きていれば、いろいろなストレスに出会います。
少しずつでも必ず、強くなれます。
こんな私でも、過食しないでいられるほど、強くなれたのだから、みなさんも、きっと大丈夫。
今回のテーマである、
過食・食べ過ぎ予防のポイントは
生理的な過食をまず予防すること。
これを予防するだけで、だいぶ過食は減ります。
ダイエットの罠にはまってしまっただけの人なら、摂食障害は治ってしまうかもしれません。
ポイントは、穀物を食べること。
消化に時間がかかるため、ブドウ糖を細く長く脳に供給し続けられる、エネルギー源です。
献立にするなら
日本人が食べ続けてきて、太らないことが証明されている和食。
これが一番安心だと思います。
穀物を減らさないこと。
長い空腹を避けること。
朝食べで、お昼は抜いて、夕飯にしたら、
夕飯は食べ始めたら止まらなくなります。
これがとても大切です。
エネルギーがないと脳は不安になって、過食させようとします。脳の栄養はブドウ糖だからです。
人間の体は、まだまだ医学でも解明しきれていないほど、精密ですばらしい。
命を守るための仕組みが、全身に張り巡らされています。
その仕組みに歯向かったり、抵抗したら、必ず、反撃にあい、自分自身と戦う事になってしまいます。たぶん、過食も、その一つです。だから苦しい・・・・。
最近、「働く無細胞」というアニメがとても面白いです。
細胞一つ一つが自分の役割を24時間休みなく、してくれています。
何のために働いているかというと、命を存続してゆくため。
いつか死に向かうスイッチが入ったときは、違うのだと思うのですが、それまでは、命を守るため。
ぜひ見てみてください。血小板は可愛いです。白血球は頼もしいです。