【メニエール病奮闘記①】 | Clasical Guitarist 地球でLa La Lan♪

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桜新町ギター教室。クラシックギタリストのブログ



2023年の5月のある日、

いつもと変わらない何気ない朝のレッスン中、

突然、もの凄い吐き気とともに世界がぐるぐる回り始めた。


その日を境に、

当たり前だった穏やかな日常は

当たり前なんかじゃなくなった。



メニエール病になって早2ヶ月、

今現在、私の体調回復の手助けをして下さっているある人から、

メニエール病と奮闘する日々の事をブログに記録したらどうかと

アドバイスをもらった。


確かに、

その名は知られていても闘病の実情はあまり知られていないメニエール病、

私自身もこの病気を患ってからネット上で片っ端から情報を収集しようとしたけれど、その情報量は限られていたし、

参考になる経験談も思ったより少なかった。


そして医者が言っていたことだが、

メニエール病を自認(自称)している(又は町医者から診断を受けた)人の10人に1人しか本当にメニエール病の人はいないらしい。


回転性の眩暈にも、原因や種類が全く違うものが数あって、

眩暈の経験=メニエール病ではないことを

私もこの闘病の中で知った。



どんな眩暈の人にもそれぞれの辛さや不安があると思うけれど、



ここでは

私自身が今対峙しているメニエール病のことを記すことで、


もしかしたら

同じ病気を患う誰かの役に立ったり、

周りに同じ病気を患う人が居る誰かの参考になったり、


そんな風にこの嫌な経験を活かせたら、と。


そして、

悩みや不安を素直に吐き出すことで

私自身のストレスの解放の場

できたらと。



私のメニエール病の状況は、


左耳の内耳にリンパ液が溜まり

内リンパ水腫というものができていて、

それはMRI検査を受けて確かめることができた。


症状は、

難聴(私の場合は聴覚過敏も)

耳鳴り(発作の時はサイレン並みの激しい鳴り方になる)

回転眩暈(とんでもない程に世界がぐるぐる回って目が勝手に動いちゃう)

強い吐き気、


回転眩暈の発作は前触れもなく23日に1度のペースで起こり、

毎回大体34時間程度で治るが、

その後も吐き気が丸一日は残ってしまうので

ほぼ常に吐き気止めを飲んでいる。


吐き気で食事があまり摂れないことも多いのと、

漢方医の先生からは甘いものを禁じられているのもあって、

体重は2ヶ月で5キロ近く落ちた。


お陰で20代の頃の体重になったけれど、

綺麗になるどころか一気に老けてしまって

全く嬉しくない。




そんなこんなで、

いろいろと周りから理解してもらうのも難しいメニエール病を

一日も早く克服すべく奮闘する日々について、

これからいつになるか分からない完治までの道のりを

できる範囲で記していきたい。



お付き合い下さる方は

どうぞよろしくお願いします。




時に、

紫陽花の季節はとうに過ぎ、

庭のサルスベリが花をつけ始めた。


いよいよ梅雨明けか。




Hasta pronto.

Kumiko.




私はクラシックギターリストで、

このブログは本来は演奏や教室のことを記す為に始めたものなので、

メニエール病のことに興味のない方は、

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