接客してくれたスタッフの人は、耳に補聴器のようなものをつけていた。
注文したいものを指差してくださいと笑顔で伝えてくれた。
その人の話す言葉は、正直少し聞き取りづらかったけど、素晴らしい笑顔と気配りで、私の心は暖かくなった。
お会計後、手話付きでお礼を伝えてくれた。
胸が熱くなった。
私が彼女なら、きっと接客はこわくて避けてしまうだろう。
でも、彼女の笑顔とお客さんの気持ちを読み取ろうとする姿が本当に素敵で、救われたような気持ちになった自分が居た。
決めつけるのではなく、可能性と自分を信じて挑戦していく気持ち、私も心がけたい。