秋深まる札幌より。 | 公美子の音楽紀行

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コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。


IMG_5915.JPG 風の匂いも、甘さと切なさが混じった様な秋の匂いになり、段々と木々も色ついてきた札幌。


様々な事情により、ここ最近は札幌で時間を過ごす事が増えて来ると共に、高校入学前まで過ごした、この大好きな街の良さを再確認しております。


実家近くの「円山公園」で、冬眠前のリスさんが一生懸命、栄養を蓄える姿を見ては、幸せな気持ちになりました。


楽曲に対して、ハーモニー感や音色を自然の情景に例える癖がついたのは、この自然豊かな中で育った影響かもしれません。


さて、またまたサボり癖がつきつつあるこのブログ。


この1か月、何があったかと申しますと・・・・。




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大学等での始まったり、青島広志先生の「ブルーアイランド」のに初めて参加させて頂いたり、トラストタワーでのコンサートに出演させて頂いたり、と忙しくも充実した日々。

今回のトラストタワーでのコンサートのプログラムはなんと、チャイコフスキーのピアノトリオ「偉大なる芸術家の思い出」のみ。


あの50分近くかかる、大曲をプログラムに入れる事をお許し頂いた事務所の方々、共演者の浅川真己子さん、水野由紀さん、そして、多分(私のシリーズでは)過去最多ではないかと思われるお客様の皆様、本当にありがとうございました。



弾き終わった後には体力、気力共に、消耗する程のパワーのあるこの曲に、初めてチャレンジしたのが今年の1月。


それから、すっかり魅了され続けていると共に、偉大なこの曲を前に、いつも自分の未熟さを感じざる得ないのでが、それでも、やはりこの曲とは一生携わっていたいな、と思う一曲です。


プライベートでも仲良しの、まこちゃん、由紀ちゃんと挑めた時間、とても幸せでした。


今年、来年は、しばらく「ロシア音楽」とのお付き合いが増えそうです。


音楽、文学、絵画と、言葉では言い表すのが難しい「何か」を多く抱えた「ロシア文化」に挑戦できると思うとワクワクしております。


秋以降のコンサート情報は、近日中にホームページにアップ致します。

いつも応援して頂いている皆様に喜んで頂けます様、頑張ります。