年明けの「今年はマメにブログを更新します!」宣言から数日
昨年のコンサートの更新も全ては終わっていないのですが、今日は先日演奏した、とある「偉大」な曲について書かせて頂きます。
一昨日、長年の憧れの曲であったチャイコフスキーのピアノトリオ「偉大な芸術家の思い出」をこの素敵なホールがある東京音楽大学にて演奏させて頂きました。
この日の演奏は、ピアニストの平岡さんの修士試験という事で、同世代のチェリスト、門脇大樹さんと共に演奏させて頂きました。
曲名からして、この壮大な曲をずっと演奏してみたいと夢見てきましたが、いざこの曲に取り組む、たじろいてしまう程の作曲家自身のこの曲に対する思い入れに、戸惑ってしまいました・・・。
(この曲が作曲された当時は、あまりにチャイコフスキーの思い入れがあり過ぎて、出版出来なかった、と言われている程。)
演奏時間も長いこの曲は、体力、気力共に、ギリギリの状態になる事も多かったのですが、共演者の方々と、一から音楽を作り上げる、その情熱に助けられ、本番では「偉大な芸術家」を少し身近に感じる事が出来た様に思います。
この偉大な名曲、そして「怪曲」でもあるこの楽曲に、じっくりと取り組めた事、貴重な経験となりました。
共演者の方々、そして素晴らしいレッスンをして下さったT先生に感謝申し上げます。
今回の共演者でもあります、チェリストの門脇さんとは3月29日、モーツアルトサロンにて共演させて頂きます
又、こちらで詳細をご紹介させて頂きます