決して鳥さんの烏ではなく、伝説の歌姫「マリア・カラス」に今更ながら、心酔しております。
きっかけは、先日、根津理恵子さんと共に出演させて頂いた、早稲田大学のエクステンションセンターでの公開講座。
中野雄先生のお教室で、先生にカラスが歌うCasta Diva(オペラ:ノルマ)のDVDを見せて頂いた事。
身震いしてしまう程の美しさ。
彼女の発する一音目から引き込まれてしまう。
このDVDを観せて頂いた直後に演奏させて頂いた「タイスの瞑想曲」は、無謀にも1ミリでもカラスに近づこうと、オペラのワンシーンを思い浮かべて演奏させて頂きました。

今まで、何度も演奏させて頂いた「タイスの瞑想曲」が自分の中でハッキリとイメージを持って演奏するきっかけとなりました。
子供の頃から、いつも素敵な演奏を聴く度に、風景を思い浮かべていた私。
改めて、全ての音楽に明確な意思を持つ事の大切さを、先日の講座で学ばせて頂きました。
音楽修行、まだまだ道半ばです!!

最後に。
現在発売中の「音楽現代」にインタビュー記事が掲載されております。
3月7日の留学時代のお話、そして3月7日のリサイタルについてもお話させて頂いていますので、是非お手にとってご覧くださいませ

