働く人の健康管理・健康づくり情報誌

『へるすあっぷ21・6月号』

に執筆記事が掲載されました

 

 

 

 

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「ストレス・ハラスメント対策に役立つコミュニケーション術」というテーマでの連載で、

 

今回に内容は、

「自宅で親の介護をしながら仕事を続けたい 

それってワガママですか?」
 

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仕事と介護の両立で悩まされている方も多く、

両立が長期にわたると心身ともにストレスがかかり、

中には離職してしまう人もいます。

 

介護については職場の理解も必要で、

周囲とのコミュニケーションも欠かせないものです。

 

しかし介護についてはそれぞれ価値観に相違が

あるものです。

 

今回の事例は、

「両立するために、どうしたらいいのだろうか?」

と上司に相談を持ちかけたところ、

 

上司から、

「これからますます負担も増えるのでは?

それを考えたら施設に預けてみては?」

と、施設に預ける提案をされ、

ショックで怒りも湧いてきてつい話を

打ち切ってしまった…

 

という相談事例を紹介しています。

 

相談者の方のように、

「親の面倒は自宅でみるべき、

施設などには預けるべきではない」

という考えの方もいれば、

 

安心、安全のためには施設に預けてもいいのでは?

預けることに抵抗もなく、

むしろその方が双方のため、

という価値観の人もいます。

 

わたし自身も、2年前に他界した父が

2年間施設にお世話になっていました。

お世話になる前にはさまざまな人の意見を

聞きました。

結局は父と相談を重ね、

ベテランケアマネージャーの方のお力を借り、

良い施設が見つかり世話になった

という経験があります。

 

その際、介護に関しては、それぞれどう考えているか

どうしたいかはさまざまな価値観や考え方が

あるものだと実感しました。

 

働き方、子育て、介護…

人それぞれ何を大事にするかは価値観がさまざま。

 

施設に預ける提案をした上司の言葉に

ショックを受け、

「預けろだなんて、何てこというの?」

と怒りまで覚えてしまったとい事例ですが、

そうなると今後の話し合いもうまく進まないですね。

 

仕事を続けながら介護をしたい…

そのためにはどうしたらいいかを

話し合うという本来の目的に立ち戻り、

こちらの要望や、

なぜ家で面倒をみたいと思っているかの

背景や考えをわかってもらう

という話し合いができることに

立ち戻ってみては?

 

上司がなぜ、そう提案したかの

背景にも耳を傾けてみよう

という内容です。

 

 

現状や要望を理解してもらうために、

価値観の相違を確認し、話し合う

 

介護問題ににかかわらず

さまざまな場面で必要ですね。

 

写真は、梅雨の合間のお天気で

ご機嫌に日光浴をする 我が家のオカメインコ 

ピーちゃんです。

 

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