友人の山藤祐子さんが出版なさった本
『トラブル回避のために知っておきたい
ハラスメント言い換え事典』
日本経済団体連合会がとりまとめた
「職場のハラスメント防止に関するアンケート結果」では、
パワーハラスメントに関する相談件数で
「増えた」が44%と最も多く
ハラスメント防止・対応の課題について、
特にあてはまる上位3つは
「コミュニケーション不足」が63.8%とトップで、
次いで
「世代間ギャップ、価値観の違い」が55.8%、
「ハラスメントへの理解不足(管理職)」が45.3%
とのこと。
パワハラ怖くて部下と関われない…
という人も多い中、
どのように対応したらいいのか、
どうコミュニケーションをとればいいのか、
ハラスメントの知識も踏まえて、
具体的な事例ととともにまとめられている1冊です。
経団連のアンケート結果にもありましたが、昨今は
「上司等の業務上の注意や指導をパワーハラスメントと
捉え相談するケース」も多く、
わたしもクライアント企業から相談を受け、
対応のアドバイスを求められます。
祐子さんの著書によると、
自分に不都合なことや不快に思うことに、
ことあるごとに“ハラスメント”
という言葉を持ち出して、
上司を攻撃する部下のケースを
「ハラスメント・ハラスメント」と呼ぶとのこと
このハラスメント・ハラスメントに
どう対応すればいいのかについても
書かれています。
パワハラ防止に向けてのアンガーマネジメント、
アサーションの研修のご依頼も多いので、
参考になりました。
写真は昨年11月、祐子さんと
一緒に食事をした時の写真です