ありがたいことに、

2020年3月に出版した

『アンガーマネジメント』(日経文庫)」

が増刷(9刷)になりました!

 

 

 

 

 

出版から間もなく2年。

こうして定期的に増刷していただけるのは

本当にありがたく、嬉しいことです。

 

少し前のことですが、

ある大学教授の男性(50代後半位)にお会いして

ご挨拶をしたとき、

「戸田さんの本、読みましたよ」

とおっしゃってくださったので、

「ありがとうございます!嬉しいです」

と御礼をお伝えしたら、

 

「最終学歴は?」と聞かれたので、

「立教大学です」と伝えたところ、

「えっ?大学院で研究していたということでは

ないんですね?」

と言われ、咄嗟に

「はい、現場での叩き上げです」

と言ったら、

「…… そうですか…」

とそのあと言葉に詰まってしまったようで…

そのあとはたわいもない会話をして

失礼しました。

 

専門的な本を書くにはアカデミックなキャリアが

必要、、そう考える人も多いのだとは思います。

 

わたし自身も

大学院に通い学びを深めた方がいいのかと

いろいろと考えたこともありました。

 

実は、この『アンガーマネジメント』の出版の

お話をいただいた時も

「え?わたしでいいんですか?」

と思わず言ってしまったら、

 

編集担当の細谷さんから

「戸田さんは今まで、多くの組織にて

現場でさまざまな研修に登壇してきた

経験、キャリアがありますよね。

現場を積み重ねてきた戸田さんだからこそ

書けることがあると思います」

と言っていただき、

 

さらには出版のパートナーの星野友絵さんからも

「長きに渡る経験、現場での積み重ね、

キャリアがある戸田さんだからこその本にしましょうよ。」

と背中を押してもらいお引き受けしたという

経緯があります。

 

これまでの間、多くの組織、個人の方の課題に

向き合ってきました。

そして、扱うコンテンツに関わる学びを深め、研鑽し、

時代に合うようにアップデートしたり、

新たな学びにもチャレンジすることも

ずっと取り組んできました。

 

アカデミックなキャリアはないけれど、

アンガーマネジメントに関しては専門家として

実践し、講師、コンサルタントとして

現場で着実にキャリアを積み重ねてきたと思う。

 

現場での叩き上げ、、

という言葉があっているのかが

わかりませんが、

 

そこは誇りを持ち、でも慢心することなく

これからも真摯に取り組んでいきたいと

改めて思います。

 

この本には、実際にわたしが見聞きしたことを

元にした事例を多く盛り込みながら

星野友絵さんとつくりあげた1冊です。

 

いまは第二弾の執筆に取り組み始めたところです。

次も、多くの方に読んでいただけるような本に

なるよう頑張ります

 

 

※我が家のオカメインコのピーちゃんとの写真です

 

 

 

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