今日は初めてのお茶会に参加しました。

四半世紀ぶりに着物を着て!

 

 

こちらは、実家の桐箪笥に亡き母がしまっていた着物。

 

母が他界して来月で5年…

いまだになかなか実家の片付けも

できない状況ですが、

昨年末に実家に行ったときに この着物を

見つけました。

 

 

「今年こそは着物を着たい!」と年明けに

Facebookにアップしたら、

親友の弥栄さんが願いを叶えてくれました!

 

「久実さん、お母さまが久実さんのためにと

用意した着物でしょ。着ましょう!私に任せて!」

 

「まずは…目指すは秋のお茶会よ。

それまでに、なんとかしましょう!」

 

と弥栄さんがプロデュースしている帯

岡文織物の「貴瑛」 

 

その中から私の着物に似合う帯を選んでくれ、

私の着物を京都まで持っていき、

似合う帯揚げと帯締めを選んでくれました。

 

さらに…

長年袖を通さなかった着物には

気になるシミがあったのですが、

それも弥栄さんが解決してくれました。

 

京都でご自身の友禅染工房

アトリエ翠々(すず) を開設し、

友禅染め作家として活動し、着付けもなさる

加藤弥生さんが染め直し、シミがわからないように

仕上げてくださったのです。

 

そして、今日のお茶会・池上本門寺献茶会

に誘ってくれました。

 

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弥栄さんはお茶を習っているけれど、

私はお茶を頂いたことはありますが、

お茶会に参加するのは初めて。

 

しかも!600名も参加するお茶会なんて…

着物の他に何を揃えていいのかわからないし、

どう振る舞っていいか…

と不安でいっぱいの私に

 

これを読んでおいてね〜

とお茶の作法がわかる本を教えてくれ、

お茶に必要な小物やバックも貸してくれ、

当日の美容院の手配まで。。

 

弥栄さんに何から何までお世話になり、

(おんぶに抱っこ…と言った方がいいかもしれません)

こうして今日を迎えることができたのです。

 

 

弥栄さんのお着物姿はいつも美しく、

弥栄さんの立ち居振る舞いを真似て…

 

初めてのお茶会でも安心して楽しむことが

できました。

 

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約25年も桐箪笥の奥に眠っていた着物が

息を吹き返すことができました。

 

結婚前、25歳くらいのときに

着物の着付けを習っていたのですが、

今では着物を着る機会など全くありませんでしたが、

これから少しずつ機会を設けていこうかと思います。

 

私の「今年こそは着物を着たい」

という願いを叶えてくれた弥栄さんには

心から感謝しています。

本当に本当にありがとう。

 

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弥栄さんプロデュースの帯、「貴瑛」

 

女優の吉永小百合さんも

 NHKの番組 「プロフェッショナル 仕事の流儀」

にて「貴瑛」の帯を結ばれていたり、

「美しいキモノ」では松嶋菜々子さんも!

とても注目を浴びています。

 

私の帯は 

源氏物語の葵をイメージした帯です。