今日は、ある商社にて

中堅社員の皆様を対象にした

「アサーティブコミュニケーション研修」

に登壇しました。

 

約7時間30分、ロールプレイング実習を入れながら、

トレーニングの」時間をたっぷりとった

終日研修でした。

 

アサーティブコミュニケーションについては

コチラ をご覧くださいね。

 

対象人数が多いので、2回に分けた研修ですが、

どちらの研修とも

トレーニングを繰り返すごとに皆さまの変化が

目に見えてわかる結果が得られました。

 

『相手の意見を受けとめず

「でも…」「ですが…」と否定的な言葉で

跳ね返していることがわかった。』

 

『論理的に相手に伝えていると思っていたら、

実は理詰めで相手を詰めていたことに気づいた。

そうか、だから相手が怒ったのか。

論理的に言っているだけなのに、なんで?

と思っていたけど、、わかった。』

 

『文章が長くて、相手にしてみれば、

何を言いたいのか、戸惑わせていた…。

簡潔に伝えるってこういうことなのか、

がわかった』

 

という伝え方について気づきがあった、

改善ポイントがわかった!

という声もあれば、

 

『心の中で、「どうせ、相手にはわかって

もらえないよね…」と諦めの気持ちがあった。

言葉に出さなくても、

相手には伝えわってしまうものだとわかった。

心の中でも向き合い方が変わると

伝わり方がこんなにも違うとわかった』

 

というマインド面での気づきもあった、

という声もありました。

 

トレーニングを実施しつつ、

皆さまから聞こえてきた言葉で多かったのが

『むずかしい!』

という言葉。

 

このトレーニングではできたけど…

わかっちゃいるけど…

これ、現場ではできるかな…

すぐに身につかないかな…

という声。

 

私から伝えたのは…

 

そうだよね、長年染み付いた

コミュニケーションの癖を変え、

新たな伝え方、相手との向き合い方を

身につけようとチャレンジするのって

戸惑うし、

とってもエネルギーを使うものだよね。

 

だから、むずかしい!って思うのは

当然のこと。

 

でも、車の免許をとるときのことを

考えてみて。

 

はじめはハンドル握る手に汗をかいたり、

緊張して車線変更をするのもドキドキし、

時にはタイミングを逸したり、

うまくいかないこともあるけれど、

何度も場数を踏んでコツを掴んでいったら

ある時から無意識にスムーズに運転できる

ようになったりする

 

コミュニケーションもそう。

場数を踏むことで、

だんだんコツを掴めるようになる

 

むずかしい ≠ できない 

 

新しいコミュニケーションのスタイルに

慣れていないから むずかしいと思うだけで、

繰り返し取り組んでいったら、

いつしかできる!身につく!

と信じてチャレンジしてほしい

 

自分の可能性に自分でフタをしないでね。

 

ということ。

 

皆さんが、どんどん変わる姿が見られる

この仕事していてよかった!

と思う瞬間でもあります。

 

だからこの現場が好き。

講演も好きだけれど、

こうして まる1日、2日、

じっくり関わる研修の現場も好きです。

 

これからも

トレーニングを入れた研修を

していきたい!

そう思う研修でした。

 

 

 

 

この写真は、昨年の日経新聞社様主催の

ウーマノミクスセミナーの1枚。

参加者の方とのやりとりをしている時の写真で

お気に入りの写真です。