企業でアンガーマネジメント研修に登壇する場合、

「日々イライラすることが多くて、その対処を知りたい」

「部下を叱るとき、感情的にならないよう、

どのように叱ったらいいかがわからない」

「過去の怒りを引きずっている自分をなんとか

したい」

など…

 

様々な参加動機で受講してくださるのですが、

中には、

「組織で参加必須研修と言われてきたけれど、

自分は怒りに対してあまり問題を持っていない。

だからアンガーマネジメント研修を受ける意味が

あるのかな…」

という方もいます。

 

そのような方にお伝えしているのは、

ご自身が怒りに関しての課題がなかったとしても

周囲にはそういう方もいることでしょう。

 

周囲の方々がイライラしているとき、

時にはその怒りをぶつけられるようなことがあったとき、

相手の怒りを理解することができますよ、

とお伝えしています。

 

自分の思い通りにならないとき、

「〜あるべき」と思うことが、その通りに

ならないときに怒りが生じます。

 

とするならば…

相手の怒りの元ってなんだろう。

自分にとってはどうでもいいことだけれど、

相手にとって とても大事なことなのでは

ないだろうか

 

そして、相手の怒りの裏側には、どのような

感情が潜んでいるのだろう…

さびしい、悲しい、心配、不安…

その感情に寄り添えることはないのだろうか

 

 

 

 

アンガーマネジメントは、

自分の怒りを理解することがスタートですが、

それができるようになると、

相手の怒りも理解できるようになるのです。

 

身近な人の

「ちょっと聞いて〜」と怒り交じりの

相談や愚痴を聞くこと

 

クレーム対応で顧客の怒りに対応すること

 

職場で誰かに怒りをぶつけられること

 

そのような時に、相手の怒りに振り回されることなく

対応できることにもつながります。

 

私は怒りに対して問題などないな、、

と思う方も是非、アンガーマネジメントを

学んでみませんか?