1週間くらい前ですが、日経新聞の「プラス1」にて、「新社会人へ贈る 先輩達の失敗談」という特集がありました。

来月はいよいよ新入社員が入社し、私も例年よりはお引き受けしていないのですが、

今年度も新入社員研修を担当します!(最近はリーダー研修が多いもので。。。)

ここ数年、「失敗したくない」という新入社員が多いように感じます。

現場に配属されてからはもちろんですが、

研修中も失敗したくない…という思いがあるらしく、

ワークやディスカッションの発表時も恥をかきたくないし、失敗したくないという気持ちが強いように感じます。

いつもお伝えしているのは

失敗したっていいじゃない。

失敗という経験から学ぶことってたくさんあるから!ということ。

その経験を通して、気づき、同じことを繰り返さないためにはどうしたらいいのか、

次にどうしたらいいのか、そしてどう立ち直ったらいいのか、

迷惑をかけた人たちにどう対応したらいいのか…いろいろなことを学べるから。

全日空の会長 大橋洋治さんの言葉に

「私は失敗をしないという若い人っていうのはあまり信用しない。何もしていないことを証明するようなものじゃないか」

という言葉があります。

新たなことにチャレンジしたら失敗することもありますし、若いうちはどんどんチャレンジして、経験することが大事!

失敗したときの起き上がり方、立ち直り方を身につけてほしいと思います。

日経新聞の特集では「電話に出るのが怖かった」が1位で、

電話対応での失敗例が紹介されています。

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電話応対コンクールの審査をし、コールセンターの研修などをしている私ですが…

新人時代は電話応対の失敗はかなりして 叱られました。。

営業職のときには敬語を間違え、

上司から「お前はお客さまよりえらいのか!」と叱られ

社長秘書をしていたときは 大切な取引先の方からの上司への伝言をうっかり忘れ

「その伝言漏れで信用がなくなり、取引がとんでしまうこともあるってことを考えろ!」と叱られ 

その経験は私の心に刻まれ、二度と同じことはしてはいけないと思い敬語も学び、

そして伝言もれがないように気をつけていたこと、今ではなつかしく思います。

その他、数えきれないほどの失敗をし今にいたっているわけで…
(今も失敗はしますけど

若い方には怖れずにたくさんの失敗をしてほしいと今年も伝えたいと思います。