昨日は、製薬企業のマナー研修インストラクターの方々向けの研修を担当しました。

あと半月もすれば新入社員が入社し、忙しくなる方々。

当たり前のマナーを“どのように伝えたら重要性が伝わり 自発的に行動してもらえるのか”

 指導の仕方について、講義とワークを交えてお伝えしました。

そして、数ヶ月にわたる研修期間中、時には叱る、注意するときもあるのですが、

どのような叱り方をしたらいいのかについて悩ましく思っている方は多いようで、

叱り方についても取り組んでいただいた研修でした。

とくに、研修期間しか担当しない私のような外部講師とは違い、今後もずっと関わるゆえ、

「嫌われたくない」

「反発されたくない」

「今後の関係を悪くしたくない」
と思ってしまう方、多いです。

そのため、何を改善してほしいかを率直に言えず、まわりくどくなってしまい、

結局何を言いたかったのか、

何を改善してほしかったのか、

肝心なことが相手に伝わらなくなってしまうんですよね。

朝、寝坊した新入社員に対して、本来であれば

「遅刻はしないで、時間は守ってほしい。

時間ひとつ守れないと信頼を失うことにもなるから。

~さんと同じチームの皆のワークの出だしも遅くなり、

チームの皆の仕事にも影響する」

と言いたかったのに、

「遅刻しないように… 遅くまで起きていないで早く寝ようね。」

というメッセージしか伝わらなかった
という方のケースがありました。

その方の場合、叱ったら相手が反発するに違いない
 という思いがそうさせてしまっているようです。

でも、それは… 自分がつくった思い込み。

そして、その思い込みににとらわれてしまうということは、

相手を信頼していないということにもなってしまうのです。

そのことを理解してもらい、ワークにのぞんでいただいたら、

見事!伝えられたのです!

わかってもらえる、わかってもらえるように伝えられる!

そう信じながら 何を伝えたいのかを明確にし、率直に伝えること

その大切さを今後も多くの方に伝えていきたいな、と今回も思いました。




叱り方のポイントは拙著でも紹介していますのでよろしければご覧ください!

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今週は出張もあり、フル活動!研修後はイチゴプリンアラモード♪

やっぱり頑張った後は美味しいスイーツですね。



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