こんにちは。
公認心理師の土田くみです。
今日は子育てについて書いてみたいと思います。
昨日はニュースで児童虐待の相談や保護が多いと報道されていましたが、
私のカウンセリングの新規の方にも、また再来のクライアントさんにも増えて来ているように感じます。
元々幼稚園教諭で保育士だった私がカウンセラーに転職したのは、21年前です。
カウンセラーになる前もお母さん方の悩みや育児ストレスは肌で感じていました。
私自身、保育士で30人の子供をみるほうが自分の子供をみるより楽だと思ったこともありました。
それだけ子育ては大変なんです。
かわいいのに声をあらげてしまう
かわいいのに当たってしまう
かわいいのに、、
子育てをしているお母さんはお子さんを憎いとかは言っていません。
一瞬、生まなきゃ良かった、、
などと心ない言葉を使っても本当に生まなきゃ良かったなど思っているお母さんは私の患者さんには居ませんでした。
今もそうです。
だから子育てで、子どもにイライラして当たってしまう自分を責めてしまうのです。
ダメだとわかっていても、自分自身が子どものときに親に言われた嫌な言葉は子どもには言わないようにしてきたのに、、
そんな風におっしゃり涙を流され自分はダメな母親だと思っていますが、違うのです。
やさしい。お母さんはやさしいからですよ。
とお声を掛けます。
やさしいから子どもに悪い、申し訳ないと思う。
がんばり屋さんのお母さんほど子育てに悩んでいるし、どうでもよいお母さんは悩まないですよと話しています。
本当にそうなんです。
やさしいからです。
頑張っているからです。
自分を責めないでください。
そして子どもに当たってしまったら、自分が落ち着いた時にさっきはごめんね
大好きだよ
この言葉をお子さんにかけてあげて頂きたいと思います。
カウンセリングでも育児ストレスでのご相談ではやっぱりいいお母さんが多いです。
やさしいお母さんだから悩むんです。
そして誰かに相談する勇気を持てたらすてきです。
お読み頂いてありがとうございます。
公認心理師 土田くみ
Kumi心理カウンセリング研究所
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