カウンセリングは正しいことを言うのではないのです | 医療カウンセラー土田くみが伝えるカウンセリング技術のつけ方磨き方|スーパーバイズ・教育分析・心理カウンセラー養成

医療カウンセラー土田くみが伝えるカウンセリング技術のつけ方磨き方|スーパーバイズ・教育分析・心理カウンセラー養成

Kumi心理カウンセリング研究所代表 公認心理師土田くみが対人援助職のかたが心理支援も併せて出来るよう、カウンセリング技術のつけ方磨き方をお伝え致します。

こんにちは。

医療カウンセラーの土田くみです。

今日は私がカウンセリングで大切にしていることを書きたいと思います。

カウンセリングに来てくださる方の中にはカウンセラーに相談にこられる前に誰かしら身近な人に相談しているかたもたくさんいらっしゃいます。

特に自分のことではなく家族やお子さんのことなら尚更学校の先生や夫や友人に相談しているお母さんも多いものです。

私がそういうお母さんに気を付けているのは、正しいことを言わないを気を付けています。

何故ならさんざん正しいことを言われてきているかもと思っているからです。

学校に行きたがらない、言うことをきかない、片付けをしない、暴力を奮うなど色々ありますが、お母さんの育て方についてのアドバイスや、こうしてあげてください。

が多いものです。

お母さんは分かってはいるけど責められている気持ちにさえなります。

自分で悩みを更に大きくしんどくしてしまいます。

だから私はお母さんに大変ですね。
お母さん、ストレスたまりませんか?
どう発散してますか?

今日の晩ごはんはマクドナルドでいいのでは?

などと拍子抜けするような話をしたりします。

お母さんははぁと言うような顔をしていますが、ちょっとお母さんも楽になっていただかないといけないと私は思っています。

そして次のカウンセリングに来ていただき一緒に問題解決をしていきます。

そのためには先ずは

正しいことを言わない

それが私のカウンセリングです。

もしいま悩んでいたらそして分かってはいるけど出来ないならちょっとリラックスしてみてください。

お子さんのことで悩んでいるならなおさらです。
悩むのは素晴らしいお母さんの証拠です。


自分のためにリラックスして甘いものを食べるのも良いですね!

お読み頂いてありがとうございます。

医療カウンセラー  土田くみ