医療カウンセラーの土田くみです。
もうお子さんを亡くしてから２年たつお母さんが、自立に向けて走り出す瞬間を先日は拝見しました。
お子さんを亡くしてから何も楽しくなく、楽しんではいけないと罪悪感ばかりに苛まれて毎日辛い日を送られていました。
もちろん今でも殆ど涙を流しながらのカウンセリングです。
でも涙を流しながらでも、前に走り出せています。
何となくお子さんのサポートが目に見えない形でお母さんに届いているのです。
天使のようだったお子さんがお母さんの背中を押してくれているような出来事が重なっています。
お母さんは、毎日我が子の通園バス停を辛いながら通りすぎていたようです。
しかし先日は辛くなかったとのこと、そして泣かずにそこを通れたというのです。
そして仕事を探していたお母さんが目にしたのは、通園バス停の近くのお店の貼り紙です。
導かれるようにそこにいき採用が決まったとのこと、そしてその仕事をするのは、今まで封印していた自分の趣味や楽しみです。
子どもの介護と看護で好きだったダンスを諦めた日々でした。
でも、お子さんが亡くしてからはその気力もなくなっていましたが、好きなことを思う存分することが供養です！
その言葉に救われたと話されました。
そうなんです。
楽しんでいいんです。
亡くなったお子さんはきっと自分のために止めてしまったダンスをして欲しいと思っているはず。
そうして前進したお母さんを拝見しました。
まだまだ泣いてばかりのお母さんに、泣いてください、泣いてもいいから好きなことをしてください。
グリーフケアには大切ですね。
これからも見守りたいと思います。
最後までお読み頂きいつもありがとうございます。
医療カウンセラー 土田くみ
Kumi心理カウンセリング研究所
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