アダルトチルドレンの役割はもう手放していい | 人が苦手な人の味方 心理カウンセラークミ

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人が苦手な人の味方

心理カウンセラークミですニコニコ

 

 

実は、幼い頃の性格傾向が、大人になった今も影響を受けている場合があります。


アダルトチルドレンは、幼い頃に、家庭内で様々な「役割」を持っています。


そして、その「役割」というものは、子ども時代を生きのびるために必要な戦略として使ってきたんです。


それは、大人になった今も、子ども時代の役割を引きずり、同じように行動することが多いと言われています。


そのため 子供時代から家族の中で演じてきた 役割を知ることは今後の他人との関わり方を変えるための手助けになります。


アダルトチルドレンの役割とは6種類あります。


親の期待に応えようとするヒーロー(英雄)

ヒーローは、親から良い評価を得るために、幼い頃から、勉強や運動、習い事などで努力を重ねてきたアダルトチルドレンのタイプを指します。

頑張り屋さんで、一生懸命でまじめな子と見られることが多いですが、

 

しかし、ヒーロータイプが努力を重ねる理由は、自分のためではなく、親に叱られたくない、親の期待に応えたいという防衛的な気持ちからくるものです。

 

失敗や挫折したときに、急に心が折れてしまうことがあります。


家族の不満やうっぷんを引き受けるスケープゴート(いけにえ)

スケープゴートは、ヒーローとは正反対な行動をとるタイプです。

 

徘徊や暴力などの問題行動を起こしたり、学校の勉強を放棄しテストで極端に悪い点数を取るなど、家族の中で悪者の役割を背負うのが特徴です。

悪者の役割であるスケープゴートは、家族の怒りや不満、うっぷんを1人で全て受け止めます。

 

家族に「この子さえいなければ、家族は上手くいくはずだった」という幻想を抱かせ、家族の破綻を防ごうとします。


家族との関係から離れて目立たず生きるロストワン(いない子)


ロストワンは家族との関係を断つように、家族に傷つけられないように自分の存在を消して生きるアダルトチルドレンのタイプです。

「いない子」として生きていくことで、目立たず、息をひそめて、静かに生活するロストワンは家族から忘れ去られた存在です。

 

 

夜になっても帰宅しない、または迷子になったとしても家族に気づかれません。家族団らんにも加わらず1人でひっそり過ごします。

ロストワンタイプのアダルトチルドレンの多くは、ネグレクト(育児放棄)や過干渉などが原因と言われています。


家族のお世話を献身的に行うケアテイカー(世話役)

ケアテイカーは、とても気立てがよく、家族の世話を献身的に行うアダルトチルドレンのタイプです。

 

親の代わりに家事の一切を引き受けたり、弟さんや妹さんの面倒を見たりなど、自分のことを後回しにしてでも家族の世話をしてしまいます。

ケアテイカーが自分を犠牲にして過剰なまでに誰かの世話をする理由は、自分の献身的なお世話によって家族の機能を維持し、家族崩壊を防ぐことにあります。

 

またケアテイカーとして役割を全うすることで、自分の存在価値を見出しているからです。

ケアテイカータイプのアダルトチルドレンは、社会に出た後も周囲の人に行き過ぎたお世話をしてしまう場合が多く、それが理由で人間関係のトラブルに発展してしまう場合もあります。


家族の顔色をうかがいながら「どうけ」を演じるピエロ(道化師)

ピエロタイプのアダルトチルドレンは、冗談を言ったり、おどけたりなど、家族の中でひょうきんに振舞うことで機能不全家族の険悪なムードを和らげ、明るい雰囲気を演出します。

ピエロは一見、明るくてひょうきんな性格に見えますが、あくまでも役割を演じているだけです。

「自分がかわいく振舞わなければ家族が険悪になる」「笑わない、おもしろくない子は嫌われる」と思い込んでいるため、常に人の顔色をうかがいながら生活をしています。

 

自分が不機嫌になったり、落ち込んだりしているところは決して見せません。

体調が悪い時でさえも隠して道化を演じます。そんな生活を続けていると当然大きなストレスを感じ続けるでしょう。

ピエロタイプは常に笑顔の仮面をかぶりながら、心の中では涙を流しているのです。


過剰な献身で相手の問題行動を助長するイネイブラー(慰め役)

イネイブラーの献身は、相手の嗜癖(しへき)や問題行動を助長し状況を悪化させます。

 

例えばアルコール依存症の親にせっせとお酒を用意するとか、困った親を支えるタイプです。

イネイブラーは「親に問題行動をやめてほしい」と思いつつも、親を支えることで自分の存在意義を確認している人ともいえます。

アルコールをやめられない親を支える=自分は親から必要とされる

だから、親がアルコールをやめて健康になると、自分は親から必要とされない

イネイブラーにとっては、自分の存在価値を見出してくれる「問題を抱える親」が大切で、その問題を抱える親にとっても、自分の欲求を叶えてくれるイネイブラーは大切な存在。

 

お互いに離れることのできない「共依存」の関係に陥ってしまうことになります。


アダルトチルドレンの役割の6つのタイプをお話ししましたが、あなたが気づいたことはありましたか?

1つの役割だけではなく、いくつかの役割を組み合わせて、その場その場で使い分けている人もいます。


そんな中、重要なのは、アダルトチルドレンの「役割」というものは、あなた自身が子ども時代を生きのびるために必要な戦略として使ってきたものです。


なぜなら、本当は子供らしく、毎日を楽しんだり、笑ったり、親に甘えたり、抱っこされたり、優しくされたりしたかったはずですし、


それが叶えられない家庭環境だったから、「役割」を生きのびる戦略として使わなければならなくなった・・・


「役割」というものは、あなた自身を守るためにあったものです。


しかし、過去に必要だったある役割を、大人になってからもその「役割」を使い続けているため、生きづらさにつながる傾向があります。


使い続けてきた「役割」は子ども時代は必要だったけれど、今はもう、大人になりました。


その「役割」は手放してもいいのです。


親に遠慮をせずに、あなた自身で物事を考えたり、あなた自身でこれからの人生の進む道を決めたり、自由に取捨選択できるのです。


生きづらいということは、もっと自由にあなたらしい人生を生きたいという心からの欲求です。


そのことに気づいてほしくて今日はあなた自身を知りましょうというお話をしました。


何か参考にしていただければ幸いです。


次回は、機能不全家族についてお話をします。

 

 

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