ご飯はなかの?・・・ | 取締役 梅吉の徒然日記

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取締役 梅吉の成長や日々の出来事の日記

最近、当苑に登録をされた女性のH様。


自宅は当苑より歩いて3分程の所にお住まいです(*^▽^*)

認知症があり一人暮らしのため、食事がちゃんと摂れていない心配され、3月末に民生委員さんより相談がありまし

ちょうど、同じ時期に当苑でいきいきサロンが開催されご本人さんも参加されていました(‐^▽^‐)そして、子どもはいないため、姪の方にも連絡をされ、


「もしサービスを利用できるのであれば、利用させてください。」


との事でしたので、ここから関わりが始まりました。


ご本人の一日の流れは特に決まってなく、自分の起きたい時間に起きて、食べたくなったら買い物に行くと行った生活をされているようで、自宅に訪問しても留守ばかりでした( ̄_ ̄ i)

いろいろと周りの方からお話を聞いたところ、自宅には呼び出しのベルもなく、子どもの頃から左の耳がほとんど聞こえないとの事で呼んでも聞こえていなったのです(ノ゚ο゚)ノ


また、近隣の方や民生委員さんに話を聞いて、次に考えたのが・・・


「道でバッタリ作戦!!!」です。


これは、どうも毎日、夕方に買い物などに行かれていることが多く、皆さんも一番見かけることが多いとの事なので、その時間に私も近所を散歩をしみたり、送迎のスタッフから情報を得ることにしました。

はじめた直後に、送迎スタッフより買い物に行った帰りの様だと連絡があったために、すぐに出かけた所、会うことが出来ました( ̄▽+ ̄*)

認知症もあるため、声を掛けても初めは不審者を見るような目で見られていましたが、話をするといきいきサロンの事は覚えておられ、そこから顔を思い出しでいただけました(^O^)/

その日から、毎日の様に同じ事をスタッフ皆で続けたところ・・・


先週の日曜日の夕方に突然、一人で当苑へ見えられ・・・


「なんかご飯はなかの?」



と一言、しかし、その日に限ってちょうど切らしていて話をしていたら、本人より


「明日からご飯を食べに来てよかの?」と言っていただきスタッフ皆で喜びましたヾ(@^▽^@)ノ

翌日はお昼前に声を掛けに行くと準備をされて来られましたが・・・

その次の日より、お迎えに行く前に自分から来られます(* ̄Oノ ̄*)



ここまで、前向きに取り組んでくれたおかげで繋がったと思います。

スタッフの皆さん本当にありがとうございます。

これからも、一緒に地域に根ざした事業所づくりに取り組んでいきたいと思いますヾ(@^▽^@)ノ