昨日は慰霊の日。
沖縄ではとても大切な、祈りの日です。
たくさんの人たちの想いが行き交うこの日、与那国でヨッシーという馬が亡くなりました。
昔、一緒に働いて、暮らして。本当にたくさんのことを教えてくれた馬です。
初めて与那国を訪れたとき、木漏れ日が差す森のなかで出会った、その美しい姿。
あのときの感動は一生忘れません。
困らせられたし、助けられた。
悩まされたし、ヨッシーの心と向き合いたくて家の庭に連れてきて昼夜共にしたこともあります。
指導者試験の練習にも付き合ってくれたな。
そういえば、初めて馬に蹴られたのもヨッシーだった(笑)
どの馬たちともそれぞれに大切な思い出があって、別れは悲しく寂しいのですが。
自分が年を取ってきて色んな別れを経験してきて…
昨年のアリシの死を経て、死に対して少しポジティブな気持ちになれるようにもなり。
でもやっぱり、大切な存在がひとつずつ居なくなってしまうと、途方に暮れる気持ちになります。
特に私にとって大切な場所である与那国が変わりつつある時。
その風景のなかのヨッシーや、お世話になった馬たち、人たちが遠く感じられて辛いです。
若い頃、与那国の島と動物たち、人たちのおかげで幸せな輝かしい時間を過ごさせてもらい、今の自分がある。
あの特別なまたとない場所。風景がいつまでも守られますように。
馬たちが穏やかに過ごせますように。
私のように与那国を大切に想う人たちが幸せでいられますように。
心から願うのです。
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