都知事選では、候補者のポスターを巡り、警告や逮捕が相次いでいます。


朝日新聞で、こんな記事を読みました。
ネットではこれですね。
一部引用します。


朝日新聞デジタル
都知事選ポスターで相次ぐ警告つばさの党事件に続き「ゆがむ選挙」

 警視庁は都知事選告示日の6月20日、ほぼ全裸の女性が写ったポスターを貼ったとして、候補者に都迷惑防止条例違反(ひわいな言動)で警告。この候補者は自らポスターをはがすなどした。22日には風俗店のポスターを貼ったとして、候補者を擁立している政治団体の党首に対し、風俗営業法違反(広告及び宣伝の規制)で警告した。

 警視庁は27日までに、ポスターを破ったり、落書きしたりしたなどとして、31~60歳の男女5人を公職選挙法違反(選挙の自由妨害)や器物損壊などの容疑で現行犯逮捕した。逮捕者は2020年の前回選挙で1人、16年の前々回は3人で、今回は選挙途中で上回るペースだ。


同一のポスターも 都選管に苦情2日で1200件
 新宿区でポスター19枚が破られたほか、港区でも24枚がはがれた状態で見つかった。いずれも警視庁が公選法違反事件などとして捜査している。

 都知事選では、政治団体「NHKから国民を守る党」が大量に候補者を立てたが、この候補者らは掲示板にポスターを貼らず、一般人が団体に寄付すれば自由にポスターを貼れるなどとうたう。結果として、同一のものや、候補者の訴えとは思われない内容が貼られているケースが多い。

 都選管によると、20~21日にポスターをめぐって電話やメールで1200件以上の苦情などが寄せられたという。

 ある捜査幹部は「つばさの党の妨害行為に続き、今回はポスター。選挙が汚され、ゆがめられている」と懸念を示す。警視庁として、選挙活動の自由を確保したうえで、違法な行為があれば早期に対応していくという。(福冨旅史、三井新)
 


選挙のポスターを破ったら公職選挙法違反で逮捕されるのは致し方ないこと。
しかし、あんなふざけたポスターを破ってやりたいと思うのほうが、庶民の実感に近い。

非常識なポスターを貼る団体と、破る有権者……どっちが悪い?


おまけ:

地球防衛家のヒトビト(しりあがり寿)
朝日新聞2024.06.28



獅子風蓮