さまざまな週刊誌に独特の主張を寄稿している佐藤氏ですが、その生の発言を含む動画を見つけました。

●2023.11.29【前半】東京大地塾「ガザ問題」「創価学会池田大作名誉会長のご逝去について」―登壇:佐藤優氏(作家・元外交官)、鈴木宗男 参院議員 ~佐藤優氏 講演


9:50 ころより、「ガザ問題」についての佐藤氏の独特な分析が語られます。
佐藤氏はかねてよりイスラエルの諜報機関のメンバーと親密な関係がありますが、この動画の中でも、イスラエル寄りの発言が見られます。
ガザの軍事侵攻の休戦が長引けば長引くほどハマスの態勢を立て直すのに有利になり、結果的に戦争の犠牲者の数が増えるだろう、だから休戦が長ければいいってものじゃない、というような発言がありました。

25:35 ころより、日本の外交はリアリズムに従っており優秀だと語り、それは創価学会の価値観の影響を受けている可能性があるなどと述べています。

27:10 ころより、池田氏の死去に関する、佐藤氏の、いつもの主張が始まります。
内容は、これまで紹介してきた週刊誌の寄稿と同じですから省略します。


佐藤氏は、本気で創価学会や池田氏に惚れ込んでいるような印象を受けました。
動画の中で、創価学会・公明党は衰退していくだろうと予想している宗教学者の島田裕巳氏を批判していましたが、私には、島田氏の方が客観的な情報に基づいて分析をしているように思われます。

ぜひ、佐藤氏は、島田氏や佐高氏など、創価学会に批判的な論客と、直接、討論をしてもらいたいものです。



獅子風蓮