この季節、道端でよく見かける花です。




コノハナナニで調べたら、ナガミヒナゲシでした。


ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシ(Papaver dubium L.)は、ケシ科の一年草または越年生植物である。
オレンジ色の花を付ける。花弁は基本的に4枚だが、多少の変動がある。開花時期は4-5月。
高さは栄養状態によって異なるが、15cmくらいから最大60cmぐらいにまで生長する。茎には硬い剛毛が生えている。葉は細かく切れ込む。果実(芥子坊主)は細長く、和名の長実雛芥子はここから付けられた。果実の中には文字通り芥子粒の大きさの種が入っている。
日本では帰化植物として自生している。輸入穀物などに紛れて渡来したと推測され、1961年に東京都世田谷区で初めて確認された。以後、群馬県、福岡県などにも分布が広がり、2000年以降には全国へ爆発的に拡散した。(中略)「特定外来生物や生態系被害防止外来種(要注意外来生物)には指定されていないものの、これらと同様に生態系に大きな影響を与える外来植物」としてナガミヒナゲシの危険性を周知するとともに、駆除の協力を呼びかけるに至っている。
一方で周知が十分に行き届いていない面も見られ、個人レベルでは雑草駆除をこまめに行っているような人物であっても、本種は「花がきれいであるから」とし、駆除せずに残してしまうケースも多く、こうした背景も繁殖を手助けしている要因となってしまっている。


言われるように、きれいな花なので、ポピーかなと思っていましたが、駆除の対象になる花なのですね。

ネットで拾ったヒナゲシの写真はこちら。


ヒナゲシ
ヒナゲシは、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。虞美人草(グビジンソウ)、コクリコ(フランス語: Coquelicot)、シャーレイポピー(英語: Shirley poppy)とも呼ばれる。他のケシ科の植物も含めて単にポピーということもある。フランスやポーランドなどの国花として有名である。
ヒナゲシは、観賞用のオニゲシとともに栽培してよい種である。

(Wikipediaより)

ヒナゲシ(ポピー)とナガミヒナゲシは、別物なのですね。
気を付けないといけないですね。



獅子風蓮