ジャーナリストの乙骨さんが主宰するFORUM21は、私の愛読書です。
一般のマスコミではなかなか真実が伝えられない、創価学会・公明党に関する情報を、忖度なしに報道しています。

最新号の3月号も盛りだくさんの内容でした。

私も注目している「東村山市議転落事件」について特集していました。

特集/統一地方選に向け無謬性を鼓吹する創価学会の独善体質

一部引用します。
 


朝木市議転落死事件を徹底して忌避する創価のメンタリティ
               乙骨正生(ジャーナリスト)


社会的批判をデマと反駁

1995年9月1日に発生した朝木明代東村山市議転落死事件から、すでに27年余の歳月が流れた。四半世紀を超える時が流れた今日、故朝木市議の長女である朝木直子東村山市議ら遺族、そして事件発生直後から取材を始め、事件の真相究明を希求してきた筆者をはじめとする関係者は、事件の風化を危惧してきた。

だが、昨今SNS上では、朝木市議転落死事件が話題となっており、中には真偽のほどは分からないものの、朝木市議を殺害した犯人だという人物の実名ばかりか顔写真までがアップされたブログまである。

事件の風化が危惧される一方で、朝木市議転落死事件が俄かにクローズアップされた背景には、安倍晋三元首相銃撃死亡事件を契機に、カルト問題や宗教と政治の歪んだ関係、宗教団体の反社会性などへの世論の関心が高まり、世界平和統一家庭連合(以下・統一教会)同様、政治に多大な影響を及ぼすとともに、さまざまな反社会的事件を引き起こしてきた創価学会に改めて注目が集まっているという事実がある。その結果、『週刊文春』『週刊新潮』をはじめとする各種の雑誌メディアが創価学会問題を特集。同時にSNS上でも創価学会問題へのアクセスや投稿が急増、その一環として朝木市議転落死事件にもスポットライトが当たったというわけだ。

こうした事態は、安倍銃撃事件前には予想もできなかっただけに、まさに降って湧いたような現実を前に、創価学会は降りかかった火の粉を払うべく、「旧統一教会問題に便乗した学会へのデマや、『信教の自由』を侵す行為は絶対に許してはなりません。旧統一教会問題は、『宗教』ではなく『反社会的活動を長年継続する団体』の問題です。私たちは軽佻浮薄な邪論を鋭く見破り、堂々と真実を語り抜いてまいりたい」(22年12月13日付『聖教』谷川主任副会長)などと反駁し、予防線を敷くのに余念がない。

特に、4月には統一地方選が迫っていることから、創価学会はマス・メディアの批判報道にことさら神経質になっており、「今、旧統一教会の問題に便乗し、一部週刊誌が全く関係のない学会を中傷しています。『週刊文春』の12月1日号では、旧統一教会の被害者救済新法を巡り、学会が新法を『骨抜きにした』などと断定しています。極めて悪質です」(同・梁島男子部長)などと非難を続けている。
(中略)
だが、こうした創価学会の「立正安国」の「法戦」の前には必ず、創価学会の前進を阻もうとする「障魔」が現れる。それに「信心で」勝利しようというのが創価学会の独善的で手前勝手な主張。原田発言の掉尾にもこうある。
(中略)
その「三障四魔」の具体的な現れこそ「旧統一教会問題に便乗した学会へのデマ」だというのが創価学会の主張。そして創価学会は、そうした「苦難を乗り越え、広宣流布を厳然と進めてき」たというのである。その具体的例証として創価学会が昨年12月以来、『聖教新聞』や『創価新報』でキャンペーンを張っているのが、90年代半ばの政界・マスコミ界で繰り広げられた創価学会批判。中でも創価学会が「3大デマ」と呼ぶ、朝木市議転落死事件・白山事件・池田レイプ事件に裁判等で勝訴したことを、「幾多の弾圧をはねのけ、大発展」した証左としている。

深い闇の中にある転落死事件

このうち「正義の旗を高らかに 未来へつなぐ破邪顕正のバトン」と題する1月18日付『創価新報』は、朝木市議転落死事件を「東村山デマ事件」として大特集。「検察は“他殺の確証なし”と26年前に捜査を終結 司法の場でも厳然と決着」などの見出しをつけ、他殺説を唱える朝木直子市議らを非難している。だが検察の判断が公正であったのかどうかに疑問符がつく、朝木市議の事件を担当した東京地検八王子支部(当時)の支部長検事と事件を直接担当した検事が、創価学会の副会長の妹を妻にしている創価学会学生部法学委員会の幹部を歴任した人物であったことや、創価大学出身の学会員であったことには一言も触れない。

同様に朝木直子市議や関係者が、法医学的には他者と揉み合った際に生じる痕と解釈されていることから、他殺説の重要な根拠とする司法解剖鑑定書記載の「左右上腕内側部の皮下出血痕」についても、「東京高裁は、朝木が上腕を強くつかまれた可能性があるだけであり、『他人に突き落とされて本件転落死したことまで推認できるものでないことは明らかである』と指摘。『転落死が殺人事件であると認めることは到底できず、他にこれを認めるに足りる証拠はない』(2009年1月29日判決)と明確に一蹴している」と強調する。

だがその一方で、この判決から2カ月後の09年3月25日に東京高裁が出した、「東京地方裁判所が平成14年3月28日に言い渡した判決では、その理由中で、(注・自殺の動機とされた)本件窃盗被疑事件について『明代を本件窃盗被疑事件の犯人と断定するに足りないというべきである。』と、また、本件転落死について『明代が自殺したとの事実が真実であると認めるには足りず、他にこれを認めるに足りる証拠はない』」と説示していることなどをもって、朝木直子市議らが「本件転落死につき他殺の可能性を示す証拠があると信ずるについて相当の理由がなかったとはいえない」とした判決については無視黙殺。

その上で、「市議の娘、乙骨らは近頃、再び荒唐無稽な陰謀説をまことしやかに流していますが、すでに裁判で決着済みの話です」(12・13付『聖教』)「いくら“蒸し返し”を図ろうとしても、司法の判断は厳然と下されているのである」(1・18付『創価新報』)などと強調し、朝木市議転落死事件で他殺説をとる朝木直子市議を誹謗している。
(中略)
統一教会と同一視されることを恐れるとともに、ブラックボックスと化した地方政界・地方議会での公明党の素顔が明るみに出ることを恐れる創価学会。暴力団とも密接な関係を持っていた“公益法人”が、朝木市議転落死事件を徹底的に忌避するのはなぜか。その闇は深い。

 


解説
事件の風化が危惧される一方で、朝木市議転落死事件が俄かにクローズアップされた背景には、安倍晋三元首相銃撃死亡事件を契機に、カルト問題や宗教と政治の歪んだ関係、宗教団体の反社会性などへの世論の関心が高まり、世界平和統一家庭連合(以下・統一教会)同様、政治に多大な影響を及ぼすとともに、さまざまな反社会的事件を引き起こしてきた創価学会に改めて注目が集まっているという事実がある。その結果、『週刊文春』『週刊新潮』をはじめとする各種の雑誌メディアが創価学会問題を特集。同時にSNS上でも創価学会問題へのアクセスや投稿が急増、その一環として朝木市議転落死事件にもスポットライトが当たったというわけだ。

事件の風化を許さず、遺族のためにも一刻も早い「東村山市議転落事件」の真相解明を望みます。



獅子風蓮

 

 


PS1)
中には真偽のほどは分からないものの、朝木市議を殺害した犯人だという人物の実名ばかりか顔写真までがアップされたブログまである。

これ、気になりますね。

調べてみました。
これですね。

警視庁は沖浦克治と秋谷栄之助、原田稔創価会長の事情聴取しなさい!(2022-12-28)

この記事で「朝木市議会議員他殺事件の実行犯」と名指しされたのが、沖浦克治氏です。

写真までついています。
また、清水大悟さんのSNS記事というのも気になります。


まず沖浦克治氏について、調べてみました。

沖浦克治プロフィール - TEAM RESCUE
沖浦 克治(おきうら かつじ)  
生年月日: 1945年12月17日
資格: 
 ・国際スキー教師
 ・SIA ステージⅣ(休会中)
 ・日本体育協会 公認指導員
 ・(公)日本パワーリフティング協会 公認1級審判員
 ・(公)日本パワーリフティング協会 公認指導員
 ・元(公)日本パワーリフティング協会 正会員
 ・元(公)日本パワーリフティング協会北信越ブロック技術委員長
 ・元JPA改革委員事務局長


パワーリフティングでは実績のある方のようです。
また実名でFacebookをしておられ、若い奥さんとスキーを楽しんだりおいしいものを食べたりと充実した生活を送られているようです。
ときどき創価学会関連の記事もあり、現役の創価学会員であることも分かります。

yamanoyokohama2050のblogというブログにはこのような記事がありました。
基地外カルト創価統一暴走列車は止まれない!(2023年04月12日)

一部引用します。

今月4月はいよいよ、朝木明代市議会議員転落死事件の実行犯の沖浦克治及び、後藤組組員2名及び、指示役の故池田大作名誉会長及び、秋谷栄之助元会長への裁判への証人喚問及び口頭陳述を楽しみにしております!
まだ、原田稔会長側が自殺と言い張るならば、伝家の宝刀を出しますかね?
吉報をお祈り申し上げます。

ある!創価学会本部長会議の席上にて、昔、池田大作が秋谷栄之助に対して怒号した。
【朝木をなんとか、黙らせろ!】と。
そして、秋谷栄之助の命令により白羽の矢がたったのが、沖浦克治であった。

沖浦克治は後藤組組員2名を引き連れて、ロックケープビルで脱会者の救出活動にあたっていた朝木明代さんを待ち伏せしていて、5階と6階の踊り場にて22時頃にここから、本当に突すぞ!と後藤組組員2名に脅され、沖浦克治と共に朝木明代さんを突き落として殺害し、救急車をわざと25分も遅らせて、現場に到着した。
息の根を止めるためにだ!

その後、血相変えて、創価学会本部にて中村税理士に報告。
又、秋谷栄之助元会長にも、原田稔会長にも報告し、
【ほとぼりが冷めるまで、身を隠せ!】との命令により、
長野県安曇郡白馬村に身を隠して、後日、学会員から、数千万円札束を紙袋で受け取り、
チームレスキューの建設費用に当てたが、
沖浦克治の良心の呵責から、一度、2年後の1997年に長野県警へ自首しているが、自殺処理された為に、無罪となった事件である。


朝木市議殺害の主犯は、後藤組の組員ではなく、創価学会員・沖浦克治氏なのか?

清水大悟氏の主張についても調べてみました。

宿坊の掲示板★★師弟不二ARCHIVE★★

少し引用します。

まず私は長野市在住の清水大悟です。
沖浦克治氏が、創価学会の指示で朝木明代市議を脅迫し、朝木明代市議が誤って転落。
沖浦克治氏はそれを助けようと腕を掴みましたが、持ち上げる事が出来ず、力尽きて手を離し、転落死させてしまったとの事でした。
沖浦克治氏とは、破門前の日蓮正宗創価学会時代からの知り合いで、当時から日蓮宗の害毒が強い人でしたが、日蓮正宗創価学会に居れば、やがて日蓮本仏論や文底下種の理解が出来るだろうと、見守っていましたが、創価学会が破門になり、日蓮宗の思考が強かった沖浦克治氏が何故か、創価学会の手先として朝木明代市議を転落死させてしまった顛末を聞き、当時中学生だった私は、不慮の事故だった事もあり、逃げるように教唆してしまいました。
しかしそれでも数年後、私との縁で長野県に逃亡していた沖浦克治氏に、改めて自首する様に勧め、沖浦克治氏も素直にそれに従って自首しましたが、既に自殺として解決されていた事もあり、長野県警に信じて貰えなかったそうです。
その後沖浦克治氏は、創価学会の支援で白馬村にジムを開き、朝木明代市議を引き上げられなかったトラウマから、身体を鍛えてウェイトリフティングのチャンピオンになったそうですが、本人は虚しいと思います。


中学生だった清水大悟氏に教唆されて沖浦克治氏が逃げたというのは、少し疑問が残ります。大の大人に中学生が、そんなに影響力を与えるものでしょうか。

また、
私との縁で長野県に逃亡していた沖浦克治氏に、改めて自首する様に勧め、沖浦克治氏も素直にそれに従って自首しました
と書いてありますが、未成年の清水大悟氏の縁で長野県に逃亡したという書き方は、違和感があります。
また、清水大悟氏の勧めに素直に従って自首したという記載も、そのまま受け取れません。

清水大悟氏は、ヤフー知恵袋にもよく投稿するようで、こんなのを見つけました。



実名かつ顔出しで、沖浦克治氏を東村山市議転落事件の実行犯と名指しするのですから、かなり信頼性があるように思われます。
第一、名誉棄損で訴えられるリスクを考えたら、根拠なくこのような投稿はできないでしょう。

普通は。

もっとも、清水大悟氏については、対話ブログの読み返しをしているときに、尾崎豊さんの死に関して、虚偽のまざった発言をしていたことを発見しました。
対話ブログ・ステージⅢ:ダイナムさん大活躍(18)(2022-09-29)

このように虚言癖のある清水大悟氏の発言には、慎重にならざるを得ません。

どっちにせよ、沖浦克治氏には、直接話を聞いてみたいものです。

もしこの記事を読むことがありましたら、ぜひコメントしてください。

獅子風蓮 (2023.04.14 追記)

 

 

 


PS2)

普段はFacebookなど使っていなのですが、かなり前に作ったアカウントをなんとか思い出して沖浦氏に連絡をとってみました。

 

返信はきたものの、そっけないものでした。

 

この対応をどう考えればいいのでしょう。

疑惑と無関係なら、はっきり無関係と、清水大悟と知り合いでないなら、そう答えればいいと思うのですが……

 

獅子風蓮(2023.04.17 追記)