緊急生配信【DJ社長×ごぼうの党 代表 奥野】テレビでは話せないガチやばい対談

(うまく動画が貼れなかったので、リンク先から視聴してください)


今回は、食べ物と健康についての話の続き(マーガリン)です。
(1:09:24~ 1:12:05)

あのね、もう一個分かりやすい例でね、マーガリン。
給食の。マーガリン、パンに塗るやつ。
あのマーガリンで、トランス脂肪酸って聞いたことある?
トランス脂肪酸って、発がん性が分かっちゃって。
全世界的に。マーガリン食べたら死ぬってことが分かっちゃって。
全世界で、発売できないでしょ。これも。
先進国ではマーガリンを売っているところ、ないから。
日本は、今日、子どもたちの給食に、いまだに出しているの。
脳に対して、悪い。
発がん性があるってわかって……
こんなこと言うじゃん。陰謀論って言われんのよ。
これ、陰謀論なの?
何も調べずに、陰謀論、陰謀論って言っている人たちって、情報弱者の人たち、知らない人たちだから。
一個一個、調べていけばいいじゃん。
マーガリン買ってきてよ、世界の国々行って。
日本で、給食で子どもに出しているんだよ。
世界中が発売禁止になっても……
日本の国会議員って止めれないんでしょ。
マーガリンすら。
(中略)
そこを考えなきゃだめだよ。
なんで止めれないか。
マーガリンを子どもたちに食べさせちゃダメ。
いろんな市民団体が声上げてますよ。
でも、テレビは一切取り上げない。
子どもたちに食べさせ続けてる。
それって、子どもの脳を、どうしたいの?
子どもの脳を良くしたいの?
それとも子どもの脳を悪くしたいの?
子どもの体をきれいにしたいの?
それとも発がん性物質を食べ続けさせたいの?
どっちですかって聞きたい。
日本を滅ぼしたい。
それを言ったら、陰謀論って言われんの。
言ったらあかんねん、この国では。
もっと強い人たちらが牛耳っているから。



マーガリンについては、takejiroさんもブログに書いています。
いくつかありますが、次の記事が秀逸です。

未だ「マーガリンは毒」に騙される方々へ(2018-06-29)

少し引用します。


未だにマーガリンはトランス脂肪酸だから毒!、米国では既にマーガリンは販売禁止になった、などというデマを信じている人が未だに多数存在するので、改めて別サイトの力を借り、引用したいと思った。
(今回のブログ内容はこちらのサイトを参照致しました。)

http://kidukilife.net/health/transfatt/
(中略)
 WHO(世界保健機構)ではトランス脂肪酸を全カロリーの1%以下に抑えるように呼びかけている。ここで重要なのはマーガリンを食べてはいけないとか、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸を1%以下にしろ。とは言ってない。
全カロリー、つまり人間が食べたものに含まれるトランス脂肪酸を1%以下にしなさい。ということになる。


どうやら、日常摂取するくらいのマーガリンは問題なさそうです。


たかしさんは、マーガリンには発がん性や脳に対する悪影響があると言っていますが、その点はどうなのでしょうか。

トランス脂肪酸の発がん性について調べた範囲では、はっきりしませんでした。

トランス脂肪酸の上昇が認知症リスクを高めるという研究はあるようですね。
血清のトランス脂肪酸濃度が上昇すると、全認知症およびアルツハイマー型認知症の発症リスクは、ともに最大で1.6倍に上昇した。

しかし、よく読むと、血清のトランス脂肪酸濃度と全認知症およびアルツハイマー型認知症の発生率がたまたま相関関係にあったというだけで、トランス脂肪酸の摂取が認知症の原因になっていることの証明にはなっていないですね。

日本人が摂取するくらいのわずかな量のトランス脂肪酸がそのまま認知症リスクを高めるかどうかは不明と言わざるをえません。


さて、たかしさんのいうように、マーガリンは日本以外の国では禁止されているのでしょうか。


takejiroさんのブログに書いてありました。

香港でも毒真っ盛り!(2016-11-01)

引用します。

ちょっと私用で香港へ来る。
社会毒連中は日本嫌いが多く、海外では日本みたいな食品添加物は野放しになってないぞ!、という意見が多く、欧米だけでなく香港もそうだと聞いたことがある。
・香港はマーガリンは禁止
・香港では日本にあるような毒の加工食品はない。
・香港では味の素は嫌われ、NO-MSGが主流だ!
と言い張る社会毒マニアがいた。
私は久しぶり来てみつ、ちょっとスーパーをのぞくと・・・あったあった(笑)
・写真撮影は出来ないが、マーガリンがたくさんあり、日本製のが売っている。
・スパムなどの加工肉、ハム、ソーセージもたくさん。
・味の素もしっかり売っていて、NO-MSGなんて看板は全く見ない。
とどのつまり、社会毒マニアの言ってるここは、みんな嘘っぱち!



少なくとも香港では、普通にマーガリンは売っているようですね。

先に引用したtakejiroさんのブログには、次のような記載があります。

2015年、アメリカではマーガリンが製造禁止になったという噂が流れたが、その実態は「水素添加で作った油を食べ物へ使用することを禁止する」というもの。マーガリンを禁止してるわけではない。
つまり、水素添加でない別の方法でマーガリンを製造する手法が開発されたため、この法律ができたのだ。日本人の平均的な摂取量は0.3%以下なので全く問題はないのである。


なんだか、学校給食でマーガリンが出されていても、なんら問題なさそうですね。

少なくとも、日本人の脳を破壊したり、がんを引き起こすためにどこかの誰かが指示していることではなさそうです。

ネットを見ていて気付いたのですが、それよりも問題なのは、
「マーガリンは毒だから食べない」と主張する小学生が、クラスで波紋を起こしているらしいということです。

神戸新聞NEXT
話題「マーガリンは毒なので食べません」給食での生徒の一言 先生の投稿をきっかけにSNSで食の安全性が議論に

この記事のまとめに納得しました。
引用します。

内閣府食品安全委員会では、マーガリンについて次のように考えています。
「日本では、食品に含まれるトランス脂肪酸について、食品健康影響評価を行い、平成24年3月8日の食品安全委員会において評価書を確定し、消費者庁、厚生労働省、農林水産省に通知しました。大多数の日本国民のトランス脂肪酸の摂取量は、WHOの目標を下回っています。脂質に偏った食事をしている人は、留意する必要がありますが、通常の食生活では、健康への影響は小さいと考えられます」(内閣府食品安全委員会「食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価の状況について」平成27年6月19日更新より)



現実問題として社会毒マニアの親を持つ子どもは、学校給食のマーガリンを拒否してクラスの中に不協和音をもたらす事態が起こります。
これとよく似た現象で、新型コロナワクチンを接種した子どもの発するシェディングによる悪影響が怖いので、子どもを登校させたくないという反ワクチン派の親の投稿もありました。
以前、私の記事で書きました。
海さんへの反論:シェディングは問題の多い差別的なデマです。(2022-08-03)


社会毒マニアの親も反ワクチン派の親も、子どもにとってはえらい迷惑な存在です。

そういう親をあおる、たかしさんのような人物は、一番罪が重いと思います。

(つづく)

獅子風蓮