緊急生配信【DJ社長×ごぼうの党 代表 奥野】テレビでは話せないガチやばい対談

(うまく動画が貼れなかったので、リンク先から視聴してください)
今回は、食べ物と健康についての話(グリホサート)です。
(59:40 ~ 1:04:29)

ぼくがアベマでも言った除草剤、ラウンドアップっていう除草剤があるんだけど、それをかけるとすぐ雑草が枯れて便利なんですよね。でも、それをフリカケみたいに振りかけるからさ、やっぱり食べ物にもかかっちゃうでしょ。で、ぼくらが食べたら、よくないですよね。
人間とか。
で、そのグリホサートっていう枯らす成分が、もともとベトナム戦争で枯葉剤って聞いたことないかな。ベトちゃん、ドクちゃんって、知らないかな。……ベトちゃん、ドクちゃんがニュースになったんだけど、枯葉剤をバーッてジャングルに撒いて……
モンサントっていう会社があるの。
モンサントっていう会社が、ベトナム戦争のとき枯葉剤として使っていたこのグリホサートっていう成分で除草剤を作ったの。
そもそも、人間にたいしていいわけがないのね。
これを撒くんだけど、やっぱりグリホサートが残っちゃうわけ。成分として。
小麦とかね。
これは調べてデータとして残っているから、あまり言わない方がいいんだけど……
日清のかたくり粉とかさ、あれを調べる訳よ。
グリホサートの成分を。
全てのかたくり粉、強力粉から出てくるからね、グリホサートって。今も。
これは調べたら出てきますよ。
これを全世界で2018年までに、これはあかんやろということで、2018年までに全世界で発売禁止になったんですよ。
でね、過去最大。今までの民事裁判で過去最大の1兆2千億円の損害賠償。
モンサントは、事実上つぶれたの。
で、バイエルっていう会社に吸収されたの。
1兆2千億円の損害賠償で、全世界で発売禁止。ロシアも中国も全部。
日本だけ。
2017年の12月(全世界で発売禁止になる前)に安全宣言出して、しかも食品安全委員会が、日本の。安全宣言出して、逆に、規制緩和したの。逆に、緩くしたの。グリホサートの基準を。……全世界が、脳神経に害があるし、発がん性があるし、地下水を汚染するから、全世界が発売禁止になったのに、日本だけ、食品安全委員会が安全宣言出して……
ベニバナ油ってあるじゃん。……あぶらね、油。
ベニバナに関しては4万%緩和している。……400倍。
小麦で600% ソバで1万5千%かな。
みたいな形で、グリホサートって成分が、ちょっと残っちゃうじゃない、どんだけ洗っても。
今まで駄目だよっていっていた基準の4万%大丈夫ですよ、って。……
これも公的な書類で確認しようと思ったら確認できるわけよ。
でも、それもぼくがこう言うでしょ。
すると「陰謀論だ」っていうわけよ。
いや、お前調べろよ、っていうだけの話なのよ。
ここまでやられてて、まだ本当のこと言ったらダメなんですか。
当たり前のこと言っているだけなの、ぼくは。



これ(グリホサート)については、私はあまり知識がありませんでした。
そこで、調べてみました。

食パンから除草剤グリホサート検出

食パンから除草剤が検出される理由。
1.なぜ食パン?
2.食パンの原料となるのは「強力粉」だから。
3.強力粉はグルテンが多い硬質小麦が最適。国産小麦は不適。
4.強力粉の原料は、カナダ、アメリカの輸入品が主。
5.この小麦は、遺伝子組換え作物の栽培現場で使用されていることが有名な除草剤ラウンドアップを「直接散布」している。
6.小麦を枯らすこと(プレハーベスト)で小麦を乾燥させ、収穫時間を短くする栽培方法が一般的になった。
7.よって小麦に除草剤「ラウンドアップ」の主成分「グリホサート」の残留が高くなった。


ほぼすべての輸入小麦からグリホサートが検出
1.日本は、2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和(5ppmから30ppm)した。
2.国は残留農薬検査を行っている。輸入小麦の残留農薬検査結果も報告されている。
3.そのほとんどの小麦からグリホサートが検出されている。

グリホサートが残留しているけど、どうなの?
1.ただし、輸入された小麦は残留農薬基準値以内なので、食べても健康に問題ありません。

  根拠は国の基準値です。

  国が安全性を証明していることになります。
2.とはいえ、「除草剤入りのパン」だとわかったら食べたくないし、食べさせたくない。
3.たとえば、この食品は放射能が含まれていますが、国の基準値以内なので安心してお召し上がりくださいと云われたらどんな気持ちになりますか。


「輸入された小麦は残留農薬基準値以内なので、食べても健康に問題ありません。根拠は国の基準値です。国が安全性を証明していることになります」
というところがひっかかります。
国の基準を信頼してもいいのでしょうか。
私は急に不安になってきました。

たかしさんは、小麦の安全基準を小麦で600%に緩和したと言っています。
上のサイトでも、「2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和(5ppmから30ppm)した」と書いてありますね。
本当に、全世界で発売禁止になった農薬を、日本への輸入品に限って使用しているなんてことが起きているのでしょうか。
本当だとしたら、日本人の健康を何だと思っているのか!
と怒りたくなります。

別のサイトも調べてみました。

日本の農薬残留基準値は改正されて緩くなったのか ? グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.7)

少し引用します。

最初に押さえておくべきなのが「ポジティブリスト制度」です。これは食品衛生法ですべての農産物と畜産物には個別に残留農薬基準を設定しなければならないという決まりで、基準値を上回る農畜産物は出荷停止の処分となります。登録農薬のそれぞれで、すべての農産物ごとに基準値を決めるのは大変な手間なのですが、この厳しい制度があることによって日本の農畜産物の安全性が守られています。

例えば、現行のグリホサートの残留基準値は、小麦だと5ppm(30ppmの間違いだと思われます)ですが、2017年12月までは5ppmでした。それを「30ppmへと6倍緩めた。これはけしからん」。あるいは、ほかにも基準値を高くしたものが多くあるので「日本は食の安全を蔑ろにしている」などという意見が出ていることは私も承知しています。

ですが、もちろん緩めたとかそんなことはありません。実は国際基準の残留基準値に合わせただけなんです。なぜ国際基準に合わせる必要があるのかといえば、日本は小麦を米国やカナダ、南米などから大量に輸入しています。そして輸入元である海外の生産者は当然、国際基準の30ppmでグリホサートの使用を管理しています。にもかかわらず日本の基準は5ppmだから、「全部輸入禁止」となってしまうと、それこそ小麦の供給に支障をきたし、日本の食が脅かされる怖れがあるのです。ですから国際基準に合わせようということで基準値を変更(改定)したわけです。

この措置に反対する人は「日本は基準を緩めた」といいますが、逆に「厳しくした」基準もあるんですね。例えばエンドウマメは、3ppmが0.2に、豚肉・牛肉は0.1ppmが半分の0.05に変更されました。ところが、残留基準値を厳しくした食品については何もおっしゃらない。トータルとしては基準を上げたものも下げたものもあるということです。

こうした基準値の上げ下げは食の安全性と関係があるのかというと、実はないのです。どういうことかというと、農畜産物ごとの残留基準値は「1日許容摂取量(ADI)」の内訳の変更にすぎないからです。1日許容摂取量とはグリホサートの場合、1日に体重1kgあたり1㎎以下であれば、一生の間毎日食べ続けても何の影響もない量なのです。この量が外側の枠としてあり、これを超えなければ内訳をいくら変更しても問題ない。農畜産物ごとの残留基準とは、この枠の中の内訳をどう決めるのかという部分です。

日本人の食生活の変化や状況などに合わせて、トウモロコシには5ppm、小麦は5だったけれど30に、大豆には20を割当てましょうと、外枠を変えずに内訳を見直すことはよくあることなのです。見直す際に、外側の枠であるADIを超えなければ何の問題もありません。ここがわかりにくいところで、内訳を変えたから安全を疎かにしているとはならないのです。


なるほど。
納得しました。
それでもグリホサートの残留が怖いという人は、国産の小麦を使った食品を取るようにすればいいのですね。



肝心の、「日本以外の国ではグリホサートは発売禁止になった」というのはどうなんでしょう。
デマでしょうか。

調べてみました。

世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か ? グリホサートの真実とは2【完全版】(vol.8)

少し引用します。

世界がラウンドアップ禁止の流れになっているのは本当か
徳本 まさしく木を見て森を見ずで、一つの事象だけを拡大解釈してミスリードを煽る典型的な例ですね。
このコメントも多いのですが、「ラウンドアップは世界中で禁止されているのに、なぜ日本ではどんどん使われているのか」。これについてはいかがですか。
グリホサート(除草剤ラウンドアップの有効成分)承認国一覧

唐木 ラウンドアップの有効成分グリホサートは現在、世界150カ国以上(AGRI FACT調べによると2021年10月時点では156カ国)で農薬として承認されています。ニュースになるのは確かにどこかの地域でラウンドアップ製品が禁止されたとかですし、ある国でラウンドアップ製品を何年後に禁止しようとする法案が提出されたといったニュースは大きく報道されがちです。しかし実際にラウンドアップが禁止されたら農業生産できない国がたくさんあります。

米国でも南米でも、あるいは中国などでも先ほど言ったように遺伝子組換え作物を生産していて、その8割がラウンドアップ耐性です。ラウンドアップを禁止してしまったらラウンドアップ耐性の遺伝子組換え作物は生産できず、トウモロコシも大豆も綿も作れなくなってしまいます。世界中の食品規制機関によって安全性が確認されているのだから、使用する国がこれだけあるのは当たり前ですし、もちろん日本も国内では栽培していませんがその恩恵を受けています。ちなみにラウンドアップの承認国数は、東京パラリンピック2021の参加国が161の国と地域といわれてますからほとんど同じ。まさに世界中と言ってもいいと思います。


なあんだ、たかしさんの「日本以外の国ではグリホサートは発売禁止になった」という発言はデマだったのですね。

デマはダメですよ、たかしさん。

獅子風蓮