黒川伊保子さんは「トリセツ」シリーズで有名ですが、私も図書館で借りて、一通り読みました。
なかでも、『夫婦脳』は、そもそも男女の脳は異なった戦略のもと作られていることを教えてくれます。
相手の落ち度ではなく、そもそも相手側の脳の性質なので、しょうがないのだと納得できるメリットがあります。
全ての夫婦必携の本です。

このことは、以前も記事にしました。

読むべき本:黒川伊保子「夫婦脳」(2021-08-11)

ほかにも興味深い本はたくさんあるのですが、今回はこの本を紹介します。

『英雄の書 すべての失敗は脳を成長させる』

 

脳は、失敗しなければ成功できない。
脳は、孤高でなければ特別になれない。
失敗や挫折を糧に脳を成長させながら人生やビジネスを切り開いていく方法。


目次を見てみましょう。

■はじめに

■第1章 失敗の章

■第2章 孤高の章

■第3章 自尊心の章

■第4章 使命感の章

■第5章 餞の章

■おわりに

最後の「おわりに」で著者は、次のように書いています。

この本の親本は、若者たちのために書いた本だった。
人は、社会に出れば、びっくりするような悪意にさらされることがある。
失敗に気落ちする夜もあるし、誰も理解してくれないと感じる孤独な夜もある。
しかしながら、思い通りにならないことのすべては、脳を成長させる偉大なエクササイズだったのだ。
私は、人工知能開発のために、ヒトの学習機能を追求していて、そのことを知った。


私は、この本に感銘を受け、ぜひ孫たちに読んでほしいと思いました。
でも、内容的に、子どもには難しいので、3冊買って、娘たちにそれぞれ贈ることにしました。
あと、2冊をクリニック用に買い、素敵な大人になってほしいと思う子どもたちに読ませたいと思っています。

つづく

獅子風蓮