三枚目
三枚目とは、滑稽な役、道化役をする俳優、またはそういうタイプの人。
…江戸時代の芝居小屋（劇場）に掲げられた八枚看板からきたもので、一枚目が主役、二枚目が色男・美男子役、そして三枚目に滑稽な役・道化役の名前や絵姿の入った看板が掲げられていたことによる。ただし、…
プロレスは芝居小屋ではありません。
それに滑稽でも道化でもないので、
単純な看板の順番のお話です。
新日本プロレスにおいては
歴史と権威のある、頂点としての IWGP
時として頂点を凌駕する新たな価値 IWGP IC
と、非常に分かりやすい一枚目と二枚目があります。
ベルトも選手も、見事にそこに固まってますね。
それに次ぐ三枚目の看板がNEVER…
いえ、
柴田勝頼
であると、思います。
(2016年の柴田勝頼≒NEVERなんですけどね。)
NEVERを持ち上げたのは石井かもしれませんけど、
1.4から三枚目に持って行ったのは、柴田勝頼なくしてありえませんでした。
守ろうが落とそうが、要所で三枚目に居続けた2016年。
時には地方で一枚目、
時には都内で二枚目、
だけどやっぱり立ち位置は三枚目。
いいとこで裏の主役止まり。
これでいいのか？
と問われれば
今年はこれで良かった
というのが1ファンである自分の、１つの答え。
序でに
このままてまいいのか？
と問われれば
いいわけ！！
ねーだろ！！
でも休め！！
っていうのが全部の感情。
NEVERありきの飛躍でしょうが、
反面に呪縛があって、なかなか苦しい！！
そういうのをすっとばした
潮崎戦みたいなエクストララウンドも良いけど、
やっぱり主役で、
一枚目で、
結論としての一枚目で！！
というのがピュアハートな僕の欲望ですよ。
しかし、どうすりゃ三枚目を後任へ引き継げるのか？？
アニマル？同級生？
前にも書きましたけどねえ
俺は
柴田が勝つとこが
見たいの！！
負ける姿が美しい！！
負け試合のが面白い！！
という事実はさておき！！
最強初代王者でも最強はぐれ野獣でも、
勝って敵がいなくなって返上！！
これが最適パターン！！
または後藤に勝って、長期欠場による返上！！
…
無理、非現実的は承知！！
そんなんしたらマホンあたりに暫定戦やられて
文字通りの三枚目になりかねないからなNEVER。
しかしまあ激動の2016年にして限られた面子で盛り上げまくった現体制において、
柴田勝頼が最適なんですよね。三枚目。
2015年までの「安定」を良しとしていた経営方針がある以上、
柴田勝頼の三枚目固定という路線も考えられ、
道はまだ険しいのだろうか…とも。
なんにせよ、次のイッテンヨンが大事なポイントなのは間違いない。
そして決まるイッテンヨン、
ザ・ノーザンライツ・ランボー2017
見事な三枚目ですよ。
直前までチッキングボムさんに上回られないかドキドキしてましたけども。
見下し&説教からの
復讐&返答。
宮城大会での感想としては
正直なところ、
出戻り野郎にあんなん言われてまで
綺麗に起ち上がる試合に拍子抜けし、
「楽しい？」
の問いに
「楽しい！」
で答えちゃう辺りに、
ああそこだよ、本当に、頼むよと
後藤の荒れないっぷりを堪能出来ました。
いや、楽しいのは柴田に勝てたからなのかもしれんが
それでも僕はね、「オカダの下に着くんじゃない」って言ってた後藤を信じてましたよ。
事実、部下ではないかもしれませんけど
しっっかりと軍団ライフ満喫してる日常風景は
彼の決意をボヤけさせるのに十分。
とかね、自分も石井ブログとかチェックしちゃってるやん！！キモ！！
って感じですけど、でも気になるじゃん。。
とはいえ！！
しかし！！
後藤は「結論的な」一枚目をしっかりやってきてんすよ。
各種決勝、シリーズ最終戦。
だがしかし！！事実上は三枚目がいいところ。
今年の後藤は要所で重役を任せられたものの、
白くなったことと赤くなったことくらいしか記憶に残りません…
そして記録にも何も残っていない。
身体を酷使した三枚目、
自らを犠牲にしたニア一枚目こと事実上の三枚目。
果たして決まった
三枚目通しの千秋楽。
自分でいられた飛躍の柴田勝頼。
新たな自分を模索した後藤洋央紀。
ここいらでちょいと、
一枚目も二枚目も
喰わねえと、
苦虫噛んで耐え忍んだ
甲斐がねえよな？！
相変わらずで生憎の自宅観戦組ですが、
ネットを通して僕に見せつけて欲しい。
三枚目とかクソふざけたこという
マニアぶった偽物ファンブロガーに
ごめんよごめんよと言わせながら、
涙で見えない画面を、作れ！！！
そして柴田よ、勝て！！
ここで勝つと
エンドレスなんだよ！！
のオイニープンプンですが、
でも勝て！！
後藤に！！
デハポンに！！
IWGPに！！！
来年は一枚目になろう！！
レツゲッレリトランボゥー！
レツゲッレリトランボゥー！
追伸
楽園…
なんていう職場…羨ましい！！