2013-12-13 18:33:33
Panasonic LUMIX DMC-GM1 購入記 (夜の名古屋スナップ写真&レビュー)
テーマ:街2013年11月23日(土)。名古屋にて。
パナソニック LUMIX DMC-GM1で夜の街のスナップ写真を撮りました。
LUMIX GM,小さくて軽くて,AFが速くて,高感度に強くて,
街撮りに最適です。
ポケットに入るマイクロフォーサーズ機,最高です。
写真撮影の幅が格段に広がります。エポックメイキングなカメラだと思います。
僕が初めてミラーレス一眼カメラを購入したのは,
2008年10月,パナソニックが世界で初めて発売したミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-G1」でした。
カメラとしての完成度が高く,レンズ性能も良く,AFが爆速で,素晴らしいカメラでした。
マイクロフォーサーズの未来は明るいと感じました。
でも,DMC-G1を「女流一眼」とした売り出したパナソニックには,ちょっとガッカリ。
カメラ好きの男も満足し,メカ好きの心をくすぐる,良く出来たカメラなのになぁ。
-----------
ここまで書いて,二週間以上が経ちました。最近忙しくてブログ書きが全然進みません f^_^;
そうこうしてる間に,「デジカメWatch」に
「パナソニックLUMIX DMC-G1(2008年)~いま、マイクロフォーサーズ初号機を振り返る」をいう記事がアップされました。
この記事でも「女流一眼隊」の事が書かれています。
この記事では,G1が初のマイクロフォーサーズ機として紹介されているのですが,
今や,フォーサーズ陣営(オリンパスとパナソニック)以外の,ニコンもキヤノンもソニーもペンタックスも
富士フィルムもレンズ交換式ミラーレス機を発売しているので,
初のミラーレス機として紹介して欲しかったです。
-----------
G1購入後,パナソニックのDMC-GF1も購入したのですが,
パナソニックの画作り(特に色味)が好みではなく,
G1は親に譲り,GF1を下取りに出してオリンパスのミラーレス一眼E-PL1を購入しました。
僕の初めてのライブ写真撮影は,E-PL1で撮影したTRUNKのストリートライブでした。
箱ライブをE-PL1で撮影したこともありました。
その後の写真撮影のメイン機は,オリンパスのE-3,E-5。
E-PL1には,パナソニクの単焦点パンケーキレンズ,LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.をつけっぱなしにして,
コンパクトデジカメ代わりに使っていたのですが,徐々に持ち出す機会が減っていきました。
理由としては,コンパクトデジカメ代わりとしてはサイズが大きく,気軽に持ち出せず,
良い写真を撮りたい時は,結局メイン機のみで事足りてしまったからです。
また,レンズはフォーサーズレンズをメインに使っているので,フォーサーズレンズを使いにくいE-PL1は,E-3,E-5のサブ機にはなりませんでした。
その後OM-D E-M5を購入。
E-M5はマイクロフォーサーズ機でありながら,MFでのフォーサーズレンズ使用が快適であり,
E-5よりも高感度撮影に強くなったので,
もっぱらE-M5がメイン機となり,E-5もE-PL1も使う機会がほとんど無くなりました。
その後,何度か,動画撮影用にパナソニックのミラーレス一眼カメラが欲しい!と思ったのですが,
高感度撮影に弱かったので,購入までは至りませんでした。
パナソニックDMC-GH3が発売された時は,購入寸前まで行きました。
高感度撮影に強くなり,動画が綺麗!防塵防滴仕様のボディ!!電子シャッターが使える!!
特に,完全無音撮影が出来る電子シャッターは,魅力的でした。
E-M5のシャッター音は,かなり小さいのですが,
アコースティック編成,特に弾き語り系のライブでは,シャッター音が響いてライブの邪魔になってしまうことがあります。
ということで,電子シャッターが使えて,高感度に強いGH3は,理想的なライブ撮影カメラに思えました。
しかし,EVF(カメラのファインダに液晶画面を使ったもの)が見難くて,購入を諦めました。
フォーサーズレンズをMFで快適に使うためには,見易いEVFが必須です。
GH3購入を見送った後,OM-D E-M1を購入。E-M5に代わりE-M1がメイン機になりました。
オリンパスのEVFはとっても見易い!!
E-M1は,E-M5よりも高感度撮影に強くなり,
フォーサーズレンズがAFで快適に使えるようになり,僕にとっては最高のライブ撮影カメラ。
ただ一点,電子シャッターが使えないのが難点。
曲終わりの余韻を残した静寂の中でも,シャッターを切りたい!!!
そこで僕は決めました。GH3よりもEVFが良くなっていることを期待して,
電子シャッターが使えるパナソニックDMC-GX7を買おう!と。
そう心に決めた直後,発売前のDMC-GM1の存在を知り,その小ささ格好良さに心奪われ,
GX7かGM1,どちらを買うか激しく悩みました。
悩み過ぎて,悩み過ぎて・・・結局,両方入手することにしました。
GX7とGM1では,僕が苦手だったパナソニックの色味(あっさりし過ぎていて深みが薄い)から若干変化し,
深みのある色味になったのも購入の後押しとなりました。
どちらもすでにライブ撮影で使用しましたが,電子シャッター,最高です。
完全無音で,撮影が出来ます。
画作り(色味)も,オリンパスとは違ったソリッドな味付けで気に入りました。
懸念していたGX7のEVFは,ライブ会場での使用では,使いものにならないレベルでした(><;)
EVFは,断然オリンパスが良いです!!
残念!!!でも,電子シャッターは,やはり最高です!!
GX7でのライブ撮影に関しては,また後日,記事にするということで,
GM1について,少しだけレビューしたいと思います。
レビューすると言っても,ネット上には,レビュー記事がゴマンと溢れているので,
簡潔に書きます。
まず,ポケットに入るミラーレス一眼カメラは,最高です。
E-PL1は,コンパクトデジカメ代わりになりませんでしたが,GM1はコンパクトデジカメ代わりになります!
毎日,ポケットに入れて持ち歩けます。持ち歩きたくなります。
背面液晶タッチによるAF+シャッター機能を使えば,最強のスナップ・カメラになります。
タッチした瞬間にシャッターが切れる爆速AFが凄いです。驚愕です。
これは,一眼レフカメラでは,絶対に無理な芸当です。
他メーカーのミラーレス一眼カメラでも無理です。爆速AFは,G1の頃からパナソニックの天下です。
新しい写真撮影スタイルが可能となる,革新的カメラ+キットレンズだと思います。
凄いのはカメラボディだけじゃ無く,キットレンズも凄いです。
この小ささ,軽さ,AFの早さ,静寂さ,これがキットレンズ?とビックリするほどの高画質。
しかも,手ブレ補正機能付き。
マイクロフォーサーズだからこそ実現できたボディ&レンズだと思います。
欠点は,バッテリーが小さいので,電池の持ちが悪いです。
静止画撮影可能枚数のカタログ値は,約230枚。
しかしながら,この名古屋のスナップ写真を撮った翌日,GM1でライブ写真を撮ったのですが,
JPEGで,約60~80分間で853枚撮影し,Wi-Fiを使ってiPhoneへ写真を100枚前後転送,その時点でバッテリー残量表示が,三段階中一段減った状態でした。
短時間で連写すれば,かなりの枚数を撮ることが出来ます。
最後に,僕の「Fnボタン」のオススメ設定を紹介。
GM1には,カスタマイズ可能なファンクション・ボタンが計6個あります。
それぞれのボタンに好きな機能を割り当てる事が出来るのですが,
僕は以下の写真のようにしました。
キーポイントは,EXテレコンが使える状態にし,Fn1に「記録画素数」を割り当てる点です。
GM1のキットレンズの弱点は,接写に弱いところです。
小さなものを大きく撮ることが出来ません。
最短撮影距離が,ワイド側では撮像面から20cm,テレ側では30cmと,寄ることが出来ません。
最大撮影倍率は0.13倍(35mm判換算:0.26倍)です。
そこで,EXテレコン(高画質トリミングズーム)の出番です。
記録画素数をM(800万画素),S(400万画素)にすると,EXテレコンが働き,Sにした時は2倍に拡大可能です。
このEXテレコン,デジタルズームではなく,トリミングによるズームなので凄く綺麗です。
望遠レンズ代わりになります。
よって,EXテレコンを使えば,12-32mm(35mm版換算24-64mm)のキットレンズが35mm版換算48-128mmになります。
最大撮影倍率も0.26倍から,0.52倍になり,マクロレンズ並の倍率になります。
ファンクションキーの中で,物理ボタンはFn1のみ。ここに「記録画素数」を設定しておけば,
ボタンを押すごとに画素数がL, M, Sに切り替わり,素早くズームすることが出来ます。
オススメです!!
GM1で撮影したライブ写真は,後日,ブログ記事にする予定です。
【追記】ライブ写真を掲載しました。
「TRUNK @名古屋 Live Hall M.I.D (DMC-GM1で音楽ライブ撮影)」: http://ameblo.jp/kumbhra/entry-11777774336.html
マイクロフォーサーズ規格が発表されてから,ずっと,
フォーサーズ好きのみんなが待ち望んでいたカメラが,やっと登場した!という感じです。
LUMIX GMのイメージキャラクターには,綾瀬はるかさん。
オシャレで格好良い広告。
嬉しいです。
パナソニックさん,素晴らしいカメラをありがとう!!

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パナソニック LUMIX DMC-GM1で夜の街のスナップ写真を撮りました。
LUMIX GM,小さくて軽くて,AFが速くて,高感度に強くて,
街撮りに最適です。
ポケットに入るマイクロフォーサーズ機,最高です。
写真撮影の幅が格段に広がります。エポックメイキングなカメラだと思います。
僕が初めてミラーレス一眼カメラを購入したのは,
2008年10月,パナソニックが世界で初めて発売したミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-G1」でした。
カメラとしての完成度が高く,レンズ性能も良く,AFが爆速で,素晴らしいカメラでした。
マイクロフォーサーズの未来は明るいと感じました。
でも,DMC-G1を「女流一眼」とした売り出したパナソニックには,ちょっとガッカリ。
カメラ好きの男も満足し,メカ好きの心をくすぐる,良く出来たカメラなのになぁ。
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ここまで書いて,二週間以上が経ちました。最近忙しくてブログ書きが全然進みません f^_^;
そうこうしてる間に,「デジカメWatch」に
「パナソニックLUMIX DMC-G1(2008年)~いま、マイクロフォーサーズ初号機を振り返る」をいう記事がアップされました。
この記事でも「女流一眼隊」の事が書かれています。
この記事では,G1が初のマイクロフォーサーズ機として紹介されているのですが,
今や,フォーサーズ陣営(オリンパスとパナソニック)以外の,ニコンもキヤノンもソニーもペンタックスも
富士フィルムもレンズ交換式ミラーレス機を発売しているので,
初のミラーレス機として紹介して欲しかったです。
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G1購入後,パナソニックのDMC-GF1も購入したのですが,
パナソニックの画作り(特に色味)が好みではなく,
G1は親に譲り,GF1を下取りに出してオリンパスのミラーレス一眼E-PL1を購入しました。
僕の初めてのライブ写真撮影は,E-PL1で撮影したTRUNKのストリートライブでした。
箱ライブをE-PL1で撮影したこともありました。
その後の写真撮影のメイン機は,オリンパスのE-3,E-5。
E-PL1には,パナソニクの単焦点パンケーキレンズ,LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.をつけっぱなしにして,
コンパクトデジカメ代わりに使っていたのですが,徐々に持ち出す機会が減っていきました。
理由としては,コンパクトデジカメ代わりとしてはサイズが大きく,気軽に持ち出せず,
良い写真を撮りたい時は,結局メイン機のみで事足りてしまったからです。
また,レンズはフォーサーズレンズをメインに使っているので,フォーサーズレンズを使いにくいE-PL1は,E-3,E-5のサブ機にはなりませんでした。
その後OM-D E-M5を購入。
E-M5はマイクロフォーサーズ機でありながら,MFでのフォーサーズレンズ使用が快適であり,
E-5よりも高感度撮影に強くなったので,
もっぱらE-M5がメイン機となり,E-5もE-PL1も使う機会がほとんど無くなりました。
その後,何度か,動画撮影用にパナソニックのミラーレス一眼カメラが欲しい!と思ったのですが,
高感度撮影に弱かったので,購入までは至りませんでした。
パナソニックDMC-GH3が発売された時は,購入寸前まで行きました。
高感度撮影に強くなり,動画が綺麗!防塵防滴仕様のボディ!!電子シャッターが使える!!
特に,完全無音撮影が出来る電子シャッターは,魅力的でした。
E-M5のシャッター音は,かなり小さいのですが,
アコースティック編成,特に弾き語り系のライブでは,シャッター音が響いてライブの邪魔になってしまうことがあります。
ということで,電子シャッターが使えて,高感度に強いGH3は,理想的なライブ撮影カメラに思えました。
しかし,EVF(カメラのファインダに液晶画面を使ったもの)が見難くて,購入を諦めました。
フォーサーズレンズをMFで快適に使うためには,見易いEVFが必須です。
GH3購入を見送った後,OM-D E-M1を購入。E-M5に代わりE-M1がメイン機になりました。
オリンパスのEVFはとっても見易い!!
E-M1は,E-M5よりも高感度撮影に強くなり,
フォーサーズレンズがAFで快適に使えるようになり,僕にとっては最高のライブ撮影カメラ。
ただ一点,電子シャッターが使えないのが難点。
曲終わりの余韻を残した静寂の中でも,シャッターを切りたい!!!
そこで僕は決めました。GH3よりもEVFが良くなっていることを期待して,
電子シャッターが使えるパナソニックDMC-GX7を買おう!と。
そう心に決めた直後,発売前のDMC-GM1の存在を知り,その小ささ格好良さに心奪われ,
GX7かGM1,どちらを買うか激しく悩みました。
悩み過ぎて,悩み過ぎて・・・結局,両方入手することにしました。
GX7とGM1では,僕が苦手だったパナソニックの色味(あっさりし過ぎていて深みが薄い)から若干変化し,
深みのある色味になったのも購入の後押しとなりました。
どちらもすでにライブ撮影で使用しましたが,電子シャッター,最高です。
完全無音で,撮影が出来ます。
画作り(色味)も,オリンパスとは違ったソリッドな味付けで気に入りました。
懸念していたGX7のEVFは,ライブ会場での使用では,使いものにならないレベルでした(><;)
EVFは,断然オリンパスが良いです!!
残念!!!でも,電子シャッターは,やはり最高です!!
GX7でのライブ撮影に関しては,また後日,記事にするということで,
GM1について,少しだけレビューしたいと思います。
レビューすると言っても,ネット上には,レビュー記事がゴマンと溢れているので,
簡潔に書きます。
まず,ポケットに入るミラーレス一眼カメラは,最高です。
E-PL1は,コンパクトデジカメ代わりになりませんでしたが,GM1はコンパクトデジカメ代わりになります!
毎日,ポケットに入れて持ち歩けます。持ち歩きたくなります。
背面液晶タッチによるAF+シャッター機能を使えば,最強のスナップ・カメラになります。
タッチした瞬間にシャッターが切れる爆速AFが凄いです。驚愕です。
これは,一眼レフカメラでは,絶対に無理な芸当です。
他メーカーのミラーレス一眼カメラでも無理です。爆速AFは,G1の頃からパナソニックの天下です。
新しい写真撮影スタイルが可能となる,革新的カメラ+キットレンズだと思います。
凄いのはカメラボディだけじゃ無く,キットレンズも凄いです。
この小ささ,軽さ,AFの早さ,静寂さ,これがキットレンズ?とビックリするほどの高画質。
しかも,手ブレ補正機能付き。
マイクロフォーサーズだからこそ実現できたボディ&レンズだと思います。
欠点は,バッテリーが小さいので,電池の持ちが悪いです。
静止画撮影可能枚数のカタログ値は,約230枚。
しかしながら,この名古屋のスナップ写真を撮った翌日,GM1でライブ写真を撮ったのですが,
JPEGで,約60~80分間で853枚撮影し,Wi-Fiを使ってiPhoneへ写真を100枚前後転送,その時点でバッテリー残量表示が,三段階中一段減った状態でした。
短時間で連写すれば,かなりの枚数を撮ることが出来ます。
最後に,僕の「Fnボタン」のオススメ設定を紹介。
GM1には,カスタマイズ可能なファンクション・ボタンが計6個あります。
それぞれのボタンに好きな機能を割り当てる事が出来るのですが,
僕は以下の写真のようにしました。
キーポイントは,EXテレコンが使える状態にし,Fn1に「記録画素数」を割り当てる点です。
GM1のキットレンズの弱点は,接写に弱いところです。
小さなものを大きく撮ることが出来ません。
最短撮影距離が,ワイド側では撮像面から20cm,テレ側では30cmと,寄ることが出来ません。
最大撮影倍率は0.13倍(35mm判換算:0.26倍)です。
そこで,EXテレコン(高画質トリミングズーム)の出番です。
記録画素数をM(800万画素),S(400万画素)にすると,EXテレコンが働き,Sにした時は2倍に拡大可能です。
このEXテレコン,デジタルズームではなく,トリミングによるズームなので凄く綺麗です。
望遠レンズ代わりになります。
よって,EXテレコンを使えば,12-32mm(35mm版換算24-64mm)のキットレンズが35mm版換算48-128mmになります。
最大撮影倍率も0.26倍から,0.52倍になり,マクロレンズ並の倍率になります。
ファンクションキーの中で,物理ボタンはFn1のみ。ここに「記録画素数」を設定しておけば,
ボタンを押すごとに画素数がL, M, Sに切り替わり,素早くズームすることが出来ます。
オススメです!!
GM1で撮影したライブ写真は,後日,ブログ記事にする予定です。
【追記】ライブ写真を掲載しました。
「TRUNK @名古屋 Live Hall M.I.D (DMC-GM1で音楽ライブ撮影)」: http://ameblo.jp/kumbhra/entry-11777774336.html
マイクロフォーサーズ規格が発表されてから,ずっと,
フォーサーズ好きのみんなが待ち望んでいたカメラが,やっと登場した!という感じです。
LUMIX GMのイメージキャラクターには,綾瀬はるかさん。
オシャレで格好良い広告。
嬉しいです。
パナソニックさん,素晴らしいカメラをありがとう!!

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