寒いですなあ。インフルエンザなんて物騒なものが流行っておりますゆえ、皆様ご注意ください。

で、すっかりご無沙汰しておりましたが、おかげさまで無事に過ごしておりました。


去る先週のとある日は久し振りに長時間仕事をしましてね。

ワシだって若い頃は仕事→飲み→2時間だけ睡眠→風呂→出社、なんて生活をしておりましたし、いつぞやは「ああ、オカンただいま。風呂入るわ。すぐ出勤するし。あーとりあえず、腹減った」と、朝の6時に母親をたたき起こしたものです。

本当に「バカ息子」ですな。

で、まあ、久しぶりに「ああ、今日はいつ帰ることが出来るかわからんな」という「ヤバい感じ」を察知したワシは意外とワクワクしておりましたよ。そう、「ガッツ」を心の友として働いてきたワシは「(40歳になった今でも)やれんのか?オレ」てなものでございました。


仕事のは0時をまわった当りで無事完了し、それなりに退勤することになりました。あ、そうそう、それほど眠くないのですな。(いつもは我が家の『シンデレラルール=0時には寝る』のせいですっかり眠い時間帯です。)

ただ、大きく違うのは、テンションが20年前とは違うことですな。

以前なら『てっぺん(ほら、時計の針が2本とも一番上(=てっぺん)に来た時間、すなわち0時ですな)過ぎたんで今日の飲みは軽めで、4時まで』なんてほざいておりましたが、もう、それは無理。


で帰宅すると、妻が待っていてくれておりました。(いつも遅くなる時は寝てくれ、と言っております)


非常に空腹ゆえ、がっつり食べたいものの、それは健康上いけないわけですがね。


タイトルでネタバレしておりますが、久しぶりのステーキでした。


コレが美味い!!


何だか昔を思い出して切なくなりましたよ。

てっぺん過ぎの、ガ○ト(ファミレス)。上司たちと飲む前にまずメシ。上司の号令は一言。「仕事は終わった。食って、飲もう」先輩が勝手にステーキを注文する。「だって、オマエは「今日ステーキを食う日」なんやから」などとわけのわからないことを言う。でもそれは上司の前で注文しにくい後輩に対する気遣いだったりするわけです。「ファミレスはさっと立ち去るのが男の嗜み」と誰かが言い出して、居酒屋になだれ込む・・・


そんな思い出をビールと一緒に流し込みました。


ああ、でも、「翌朝」が全然違う。まるでノックアウトされたボクサーの気分です。


「歳月は人を待たず」ですかな。



ご無沙汰いたしております。

今日は、義父の誕生日ということで妻と義父母と会食をいたしました。(何故かお義母さんの奢り。申し訳ございません)


そのままお別れというのも何だか気が引けますので拙宅にお招きいたしました。あ、父の誕生日が昨日でしたので(父と義父は誕生日が一日違いということですな)両親も呼びましたな。


ここで妻が手製の肉まんを振る舞い、それはそれは好評でした。(妻よごくろうさま)


ハイ。ワシは何もしておりません。「八重の桜」をみて「アヤセ嬢ってキレイやな」と思い、「とんび」をみて「ウチノ氏ってウマイな」って思っただけの一日でした。


それにしても、肉まんは美味しゅうございました。大人6人でワイワイ言いながらいただくのも素敵なことです。ここで誰が言うともなく「ビール」ってことになりましてね(ワシだったりして)

それは楽しい時間でございました。


少し話はさかのぼって1週間前。母が実家に戻っておりまして、日曜日ということもあって父と妻と3人で昼ごはんをいただきました。ここで誰が言うともなく、じゃなかった父が「ビール」と言い出しまして。

「そういやオカン今日帰ってくるんやなかったっけ?」「そうや」「迎えに行かんと」

なにしろ田舎なものでして駅から歩くのはちょっと厳しい所でございましてな。

「わたしが(車で)行きますから」と妻が言ってくれたので、まあ、乾杯と。


で、オカンから父に連絡が有って、迎えに行くことになりました。


ここで父から驚愕の一言が。「ワシ迎えに行くから」


たとえ二人で瓶ビール1本の酒量だったとしてもアカンがな。しかも2時間しか経ってないし。父はまるで意に介さず車を出そうとします。妻が「私が行きますから」といっても聞く耳を持たない。

妻への心遣いは理解できるのですが・・・。


さすがにワシが止めました。当然社会人経験が永い父には口説くコツがあります。「コンプライアンス・リスク回避・ワシは今、アナタの呼吸のアルコール濃度を判定できない」そう、父は「情」に訴えてもダメで、「理」に訴えないとダメなのです。


母は、無事、妻の運転で戻って参りました。


しかしですね、少しゾッとしましたな。正直。これ、昼飯を一緒に食ったから大丈夫だったので、母がその日に帰宅するという情報を掴んでいなかったら。もし平日でワシも妻も仕事で不在だったら。


最近妻に良く言うのです。「親と会うときは機嫌よく」と。


あくまで一般論ですが、ワシらの親世代も老境に差し掛かりつつありますゆえ、頑固、もっといえば頑迷になりつつあるかもしれません。そんな時にこちらが不機嫌では話になりませんのでね。


あともうひとつは「リスペクトを忘れずに」これはもう説明不必要ですな。


今日、お互いの両親を前にして一つの提案をしました。


「3月に祝いの席を設けるから」母は「そんなん家でやったらええ」とか父は「会費制にしたらええ」などと言いましたが、「ワシは現役やから、お金は大丈夫。少しは格好つけさせて」と「情」に訴えました。


我らの父は相次いで70才になりました。タイトルは「いにしえよりまれなり」ですな。「それだけの長生きは昔の時代から珍しい」ということでしょうか。まだまだこれから。


最後に飲酒しつつ車を運転しようとした親父の一言。


「ワシ、酒を抜く練習してるから、大丈夫」


あの、それは・・・さすがのワシも絶句しました。


  • センシティブ 【sensitive】

    [形動]
    感じやすいさま。敏感 。「―な性格
    微妙慎重 を要するさま。「―な問題


    センシティブなお題恐縮です。(上記はコピペさせていただきました)

  • この正月は中学生の姪と小学生の甥が顔を見せてくれました。

    姪が生まれた時オジサンとしては車を飛ばして病院に行きましたよ。そんな姪がもう中学生。(芸人の話ではありません)

  • オジサンとしては心配ですよ。最近のイジメはオジサンの頃とは比較にならぬほど陰惨ですし、何より大きいのはメディアの発達により、情報の伝達スピードが比較にならないわけです。ワシらの時代は例えば夜中に友人と連絡をとろうと思えば、固定電話に電話するしかない。当然友人の親が電話に出るリスクがある訳です。オジサンの時は学校で話すしかありませんでした。「今日金曜ロードショーで『エマニュエル夫人』やるらしいで」「え?あのHな映画?」「お前ん家いっていい?」「アカンわ」「どないしよ・・・」みたいな感じでしたな(笑)

  • それが今やケータイでメール。パソコンでネットやドーガだそうな。

  • で、相手(姪)の出方を伺っておりましたが、まあすくすくと育っておりますな。「オッサンうぜえな!あっちいけよ!!」と言われたらどうしようと思っておりました。

  • まあ、トランプして遊んでやったくらいですから大丈夫ですかね?向こうもトランプして遊んでやったと思っていたりして。そのあたりがさっぱりわかりません。

  • でトランプで「神経衰弱」

  • こんなもん、中学生に勝てる訳ないですやん。こっちはアルコールが入っているし。アルコール抜きでもあやしいものです。どっと疲れました。

  • 次は違うゲーム。

  • ワシは少し席を外して戻って参りました。

    ここで、禁断の一言が。

  • 「クサイ」

  • ああ・・・。お前が生まれた時に・・・車を飛ばして・・・。

    お前が夜泣きをした時に・・・分からないなりにあやして・・・最初のプレゼントはミッキーさんの靴だった・・・。甥が生まれた時はお前の両親が忙しいからおじさんがいっしょにあそんで・・・。

  • 「・・・クサイ」

  • 「え?」

  • 「煙草。クサイ」

  • そう、神経衰弱で敗れたワシは「煙草休憩」で外に。戻ってくるなりきつく言われました。

    「煙草止めて。絶対体に悪いし。トランプで負けたら絶対止めて」

  • 正直少しホッとしましたな。加齢臭じゃなくて。でも、何なんでしょうこの迫力。有無を言わせませんな。『百害あって一利なし』なんて小生意気な!

  • トランプは健闘しましたが負けました。

  • でもね。煙草は止めません。『煙草が体に悪い』という正論が正しいとはかぎらんのです。体重の増加に歯止めを掛けたり、ストレス発散という効用もあるのだよ。

    オジサンは大人だからそういうことをキミとは議論しません。

  • ただ、キミの前では喫いません。

    ということで隠れて喫います。

  • ゴメン、姪よ。オッチャンの健康気遣ってくれるだけで嬉しいから。