私は50代の介護福祉士です。介護福祉士とは、身体的・精神的に障害を持つ人や高齢者の生活支援を行う国家資格の一つです。私は現在、地域の精神科病院で働いています。
私の仕事内容は、主に入院患者や通所患者の日常生活の援助です。食事や入浴、排泄などの基本的な生活動作や、掃除や洗濯などの家事動作をサポートします。また、レクリエーションや手芸などの娯楽活動も行います。
私がこの仕事を始めたきっかけは、自分自身が過去にストレスでホルモンバランスが崩れて胸が大きくなった事です。
当時は気づかなかったですが、上司や同僚など仕事に悩んでいてストレスが溜まっていたと思います。
病院で色々相談に乗ってもらい結局ストレスの原因を取り除くか、男性ホルモンの注射を打ち続けるかの2択で会社を辞め実家に戻りました。
その時病院のスタッフに良くしてもらった経験から、私も同じように困っている人たちを支援したいと思うようになりました。そこで、30代半ばで転職を決意し、介護福祉士の資格を取得しました。それから20年ほど経ちますが、今でもこの仕事にやりがいを感じています。
もちろん、この仕事には大変な面もあります。患者さんの状態は日々変化するため、常に注意深く観察しなければなりません。時には感情的になったり暴力的になったりする患者さんと対応しなければならないこともあります。また、医師や看護師などの医療スタッフと連携して、患者さんの治療方針についても話し合います。
しかし、その一方で、患者さんやその家族から感謝されたり、回復した姿を見たりすることは大きな喜びです。私は自分の経験を生かして、精神障害者の方々がより良い生活を送れるように支援していきたいと思っています。