私は精神科で介護福祉士として働いています。
この病院に努めて約20年になりますが、日勤と違い夜勤はいつも驚きや笑いがありますが、この間の夜勤で合った面白いことを紹介したいと思います。
私の働いている精神科は統合失調症の患者様だけでなく最近は認知症の患者様も多く入院しています。
夜勤の仕事内容は、排泄介助・服薬介助や、安否確認が主な仕事です。
夜勤は2交代で16時から翌朝9時までの勤務です。
この間の夜勤で面白かった事の一つは、ある患者が22時頃に突然歌いだしたことです。
その患者様は統合失調症で幻聴・妄想がひどい女性で、普段からお腹に赤ちゃんががいるなどの妄想発言をしている患者様なのですが、22時の巡回時にその患者様の部屋から、
「ドンドンドンドンキー」と歌声が・・・
私は驚きながらその患者様の部屋に入った所寝ながら目をパッチリ開けてドン・キホーテのテーマソングを歌っていました。
楽しそうに歌っているので、一緒に夜勤をしている看護師さんを呼び一緒にドン・キホーテの歌を楽しみました。
OTなどではドン・キホーテの歌を歌った事が無いので
多分昼間にドン・キホーテのCMが流れていたのを覚えていて歌ったのだと思います。
一曲歌い終わった後、まだ夜中だという事と大部屋なので他の人が起きてしまうので
歌うのは辞めてと話しました。
その後は歌ってストレスが発散されてのか静かに朝まで入眠してくれました。
以上がこの間の夜勤の面白かった事です。
夜勤は患者様が暴れるなど大変な事もありますが、
患者様は個性的な人が多く彼らの思考や感情に触れることで、自分も成長出来る事が多いです。
これからも夜勤をとうして精神科の介護福祉士として頑張って行きたいと思います。